人間の業 ― 綺麗事の裏側 第116話:【連載】知っておきたい認知症のコト 第16回
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2026-10-24 20:00:00
人間の業 ― 綺麗事の裏側 第116話副題:「いつもと違う」に気づいたら 〜早期発見と対応のステップ〜認知症の早期発見は、車の「ダッシュボードの警告灯」が点灯した状態によく似ています。異音や煙が出てから慌てるのではなく、小さなシグナルの段階で点検に出すことで、大きな事故を防ぎ、愛車と長く安全に付き合っていけますよね。ご家族の変化も同じです。早期に気づいて適切なケアや治療へ繋げられれば、進行のスピードを緩めたり、本人やご家族の負担を大きく減らしたりできます。今回は日常で「いつもと違う」異変に気づいた際の具体的なステップを解説します。1. 小さなサインを見逃さない(変化のポイント)日常生活で以下のような変化が増えたと感じたら、注意が必要です。記憶の変化: 同じ質問や話を短時間で繰り返す、約束や予定をすっかり忘れる判断力・行動の変化: 季節に合わない服装を選ぶ、料理の手順や味付けが変わる感情・意欲の変化: これまで好きだった趣味に関事を示さなくなる、怒りっぽくなる・不審感が強まる2. 気づいたときの基本姿勢変化に気づいた際、本人は一番の不安や戸惑いを感じています。否定や説得を避ける: 「さっきも言ったでしょ」「そんなはずはない」と詰問すると、本人を追い詰め、自尊心を傷つけてしまいます。状況を記録する: 「いつ、どんな場面で、どのような言動があったか」をメモに残しておくと、専門機関への相談時に非常に役立ちます。3. 相談先と診断までのステップ「もしかして」と思ったら、一人で抱え込まず専門窓口に繋がることが大切です。かかりつけ医への相談まずは日頃の健康状態を把握している「かかりつけ医」に状況(記録したメモ)を伝えます。必要に応じて専門医(神経内科、精神科、脳神経外科など)を紹介してもらいます。地域包括支援センターの活用各市区町村に設置されている高齢者の相談窓口です。保健師や社会福祉士などの専門職が、医療機関への受診調整や介護保険サービスの利用支援についてアドバイスしてくれます。認知症疾患医療センター専門的な鑑別診断や初期対応を専門に行う医療機関です。認知症の疑いを感じたとき、最も重要なのは「本人を責めず、記録を取り、早めに専門機関へ相談する」ことです。一歩を踏み出すことで、受けられるサポートや安心の選択肢が広がります。>この話が気に入ったら、ランキングバナーをポチッと押していただけると励みになります。



