天性の、恥ずかしい性癖 第199話:『若い男性の性衰退と、満たされない人妻』

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人妻・熟女の不倫実話と創作官能小説専門ブログ 元ヤン知佳の美貌録 0view
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    凛子が夫で満足できない、もうひとつの理由 岡本凛子は、ときおり昔を思い出す。結婚したばかりの頃の、夫・夏生との夜を。あの頃の彼女は、まだ夢を見ていた。愛し合って結ばれた夫婦なら、自然と身体も求め合い、触れ合うたびに満たされていくものだと信じていた。だが現実は、凛子が思い描いていたものとは少し違っていた。夏生は優しかった。無理強いをすることもなく、いつも凛子を気遣ってくれた。けれど、その優しさはどこか遠慮がちで、熱をぶつけ合うような激しさとは無縁だった。抱かれても、どこか淡白で、あっけなく終わってしまう。凛子の身体には、まだ消えない疼きが残っているのに、夏生は「ごめん、疲れてて……」と申し訳なさそうに笑うばかりだった。(……夫婦って、こんなものなのかな)新婚当初の凛子は、そう自分に言い聞かせていた。だが年月が経つにつれ、その“物足りなさ”は静かに胸の奥へ積もっていった。「もっとこうしてほしい」勇気を出して伝えてみても、夏生は困ったように頷くだけで、翌日にはまた元通りだった。日常でも同じだった。箸の上げ下げから明日の予定まで、凛子がひとつひとつ言葉にしなければ動こうとしない。(……少しは、自分で考えてよ)そう思う瞬間は、決して少なくなかった。けれど、口にしてしまえば、夏生は傷ついた顔をする。その顔を見るたび、凛子の方が悪いことをしている気分になった。だから彼女は、少しずつ飲み込むようになった。不満も、寂しさも、満たされない欲求も。今となっては、夏生はもう“現在”の男ではない。凛子の中で彼は、遠い記憶の中にだけ存在する、優しくて、不器用で、どこか頼りない夫だった。家を飛び出したあとも、夏生が必死に自分を捜していることは耳に入ってくる。眠る間も惜しんで行方を追い、知人に頭を下げ、凛子の名前を呼び続けているらしい。その話を聞くたび、胸が痛まないわけではない。「……ごめんね、夏生」凛子はそう呟きながらも、結局、別の男の腕の中へ沈んでいく。一度知ってしまったのだ。獣のような熱を隠そうともしない男たちの欲望を。女として求められる感覚を。自分の身体が、まだ強く反応するという事実を。優しさだけでは埋まらないものがある。そして、その空白を埋める術を、凛子はもう知ってしまっていた。だから今夜もまた、彼女はスマホを開く。遠い記憶の中の夫ではなく、次に自分を抱く男からの連絡を待ちながら。>※完全オリジナル作品です。二次創作ではありません。#オリジナル #官能小説 #一次創作 #知佳の美貌録この話が気に入ったら、ランキングバナーをポチッと押していただけると励みになります。
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