天性の、恥ずかしい性癖 第197話:『美の代償 ~選ばれ続けるために家族を捨てる女~』
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2026-05-29 20:00:00
プチ整形と結婚観の崩壊、そして不倫の果て 免鳥学園の保護者会サークルでも、最近「見た目を変える」ことが一種のステータスになっていた。 「私、来月鼻と目元を少しだけ……」 「私もエラと唇、 旦那にはバレない金額で済むって」カフェのテーブルで、ママ友たちがスマホのビフォーアフター写真を見せ合いながら熱心に語る。 表向きは「自分磨き」「自信を持つため」と言っているが、本音は違った。 「結局、綺麗になればなるほど、男の目が集まるでしょ」 「若い子に負けたくないもの、 結婚してるからこそ、選ばれ続ける努力が必要よ」彼女たちの結婚観は、すでに根本から歪んでいた。 結婚とは「一生のパートナーを見つける契約」ではなく、「最も魅力的なオスに選ばれ続けるためのスタートライン」に過ぎないと考える女性が、静かに増えていた。主人公の視点となるのは、三十代半ばの由香里。 彼女は二年前に夫と結婚し、子どもをひとり授かった。 表向きは「幸せな家庭」を演じているが、内実は全く異なっていた。朝、子どもを保育園に預けた後、由香里は鏡の前に立つ。 最近プチ整形した顎のラインを指でなぞりながら、満足げに微笑む。 (……もう少しだけ、もっと綺麗になれば)夫は真面目で優しい男だった。 しかし由香里にとって、彼は「安定した生活を提供してくれる都合のいい存在」でしかなかった。 本当の欲求は、結婚という枠の外にこそあった。実のところ、由香里には心から焦がれる「本命の男」がいるにはいた。 しかしその男は、人工的に刃を入れた整形美人などには眼もくれない、冷徹で高慢な漢であった。 どれほど美貌を磨いても一瞥すら崩さぬ本命への絶望。 それでも、由香里にとって「若さとはすなわち、交尾そのもの」であった。 本能が頻繁に発情のシグナルを送り、身体の奥が疼いて猛るのを、自らの理性で耐えることなど到底不可能なのだ。本命に拒絶されながらも、押し寄せる発情を処理すべく、由香里は暇を見つけては通信画面を開き、マッチングアプリでその場限りの「間に合わせの男」を貪欲に探し求めた。 他の女たちと激しく奪い合える最高のオスだからこそ、嫉妬と独占欲で子宮が最も熱く燃え上がる。 その間に合わせの男たちとの破廉恥な情事を、いつかあの本命の男に見せつけ、嫉妬させてやりたいという歪んだ執念が、彼女の潤んだ瞳に宿っていた。通信画面を開けば、マッチングアプリの通知が数十件。 プロフィール写真は最新の整形後自撮りで、キャプションには『日常に刺激を求めています。 大人の関係OK』と記されている。LINE画面(夜11時47分)相手(32歳・既婚・会社員) 由香里さん、今旦那は寝てる?今日も欲情してる顔想像したらもう勃起してるわ由香里 うん、隣で寝息立ててる…私もさっきから疼いてて、太もも擦り合わせてるの…恥ずかしい相手 かわいいな。どんな下着履いてる? 写真送って由香里(写真送信:黒レースのTバックのみで、尻を強調した自撮り)由香里これ…今日旦那には見せられないやつ早く触ってほしい…奥まで掻き回してほしい相手 すげえエロい尻…人妻のくせにこんな淫乱な写真送ってくるなんて旦那より俺のチンポが欲しいんだろ?由香里……欲しい旦那のより太くて硬いのがいい…子宮に当たるやつで、めちゃくちゃに犯してほしい相手 ホテル着いたらすぐバックで突き上げるからな喘ぎ声我慢できる? 子供がいる家に帰るのに声枯らして帰ることになるぞ由香里我慢できないかも…最近旦那じゃ全然イケなくて…あなたの精液で子宮いっぱいにして明日も旦那の隣で疼かせてほしいの…相手 淫乱人妻だな。最高だよ明日も避妊せずに中出ししていい?由香里……いい孕むかもって思うと興奮する早く会いたい…今すぐ犯して夜、夫が寝静まった後、由香里はリビングのソファで別の男と連絡を続ける。子どもの寝顔写真を横目に、今日も「今夜だけ会えない?」と送る。「家族を大事にしたい」そう口にするたび、その言葉は空虚に響いた。彼女にとって家族とは、自分が“幸福な女”であることを飾る背景に過ぎなかった。野生では、雄が美しく着飾り雌を誘う。しかし人間社会では、それが逆転している。女たちは選ばれるために化粧を覚え、肌を磨き、若さに執着する。整形さえ、その延長線上にあった。結婚とは、愛の完成ではない。むしろ、「選ばれ続ける競争」の始まりに過ぎなかった。由香里は鏡越しに、自分の顔を見つめる。削った顎。 通した鼻筋。 艶を強調した唇。(……もっと綺麗になれば、もっと欲しがられる)夫は優しい。 生活も安定している。だが、その“安全”は、彼女の奥底を熱くはしてくれなかった。実のところ、由香里には心から焦がれる「本命の男」がいた。しかしその男は、人工的に作られた美貌など意にも介さない、冷徹で高慢な男だった。どれだけ磨いても振り向かれない。その絶望が、かえって彼女の渇きを強くする。だから由香里は、空いた時間があればマッチングアプリを開き、その場限りの男を探した。本命に満たされない欲望を、別の男たちで埋め合わせるように。結婚指輪をはめたまま、他人に抱かれる。「人妻」という響きが、男たちの欲望を露骨に煽ることを、彼女は知っていた。「結婚してるって知られると、男って急に目の色を変えるのよね……、もう欲を知ってる女だってわかるし、“他人のもの”を奪う興奮まで加わるから……」由香里は小さく笑った。奪い合われるほど価値がある。誰かのものだからこそ、欲しがられる。そんな歪んだ確信だけが、今の彼女を支えていた。通信画面が妖しく光る。今日もまた、新しい男から誘いのメッセージが届いていた。由香里は家族写真のフレームをそっと裏返し、静かに立ち上がる。その横顔には、妻でも母でもない、飢えた女の欲望だけが浮かんでいた。>※完全オリジナル作品です。二次創作ではありません。#オリジナル #官能小説 #一次創作 #知佳の美貌録この話が気に入ったら、ランキングバナーをポチッと押していただけると励みになります。
