由美と美弥子 3177

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    「さーて。 どうしようか。 2人がかりよ。 ほんとに重いんだから。 まずは、ファスナーね」 この日の吉崎さんは、ゆったりしたシルエットのワンピースを着ていた。 普段見かける姿でも、あまりぴったりした服装はしないようだ。 やはり体型を気にしているのだろう。「身体、少し傾けて。 背中のファスナーが見えるくらいに。 そーっとよ」 志津子の公認の元、吉崎さんに触れられるわけだ。 肩と腰に手を添える。 手の平が埋もれそうな肉感だった。 ゆっくりと押しあげようとしたが……。 やはり重い。 わたしは、ベッド脇にひざまずいた。 再び手を掛け、下から押しあげる。 吉崎さんの背中が、わずかに離陸した。「汗かいてる」 志津子の言うとおり、藍色のワンピースの背中が湿っていた。「やっぱり、脱いだ方がいいわね」 志津子は、支えるわたしの腕の下に潜りこみ、背中のファスナーに手を掛けた。 擦過音に、胸躍る思いだった。「いいわよ、降ろして」 吉崎さんが、再び仰向いた。 改めて、すごい量感を目の当たりにした。 腹部が盛りあがり、頭と脚に向けて、稜線がなだらかに下っている。 志津子が、ベッドの反対側に回った。「ワンピース、肩から外していくから。 そっちからもお願い」 志津子の動作に合わせ、紺のワンピースの肩を外し、腕を滑らせていく。 ワンピースの袖は、肘の下くらいまでで、しかもフリルのように広がっていた。 短い袖を選んだのは、料理をするためだろうか。 広い袖は、腕の太さを隠すためかも知れない。 そのおかげで布地は、なんの結滞もなく腕を滑り下りた。 腕が抜けた布地を、2人で裾方向に引っ張る。 破かないか心配だったが、弾力のある生地は、しなやかに応じてくれた。 あっさり引っ張れたのは、下に着ていたスリップのおかげだろう。 わたしの年代では、シミーズと言ったものだが。 光沢のある材質は、シルクではないだろうか。 見ただけで、表面の滑らかさが想像できる。 淡いピンクの生地が、白い肌に似合っていた。 わたしの陰茎は、さっきから勃ちっぱなしだった。 さらに今は、先端部に珠の露まで結んでいた。由美と美弥子 3176 <目次> エロ本を拾った話
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