由美と美弥子 3029

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Mikiko’s Room
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2020-04-29 06:12:33
少年の陰茎は、勃起していた。 フル勃起という状態だろう。 殺到する血流により、ピクピクと脈打っていた。 サイズは、さほど大きくはない。 女教授の以前の店で、壁から突き出た陰茎をいくつか見た。 そのどれよりも、目の前の少年の陰茎は小振りのようだ。 月光の元で見た薫の陰茎と、目の前の陰茎。 まったく異なるという違和感はなかった。 いや。 むしろ、同じものと云ってもおかしくない。 やはりこれは、薫? 由美は、美弥子の横顔を盗み見た。 驚いたり動揺したりしているふうには見えなかった。 気づかないのだろうか? 聞いてみようかと思った刹那……。 パシィ。 窓に視線を戻す。 万里亜のバラ鞭が、少年を打ったようだ。 しかし、音からしても、打擲が目的ではなく、何らかの指示だったのだろう。 少年は、よたよたと足踏みしながら、90度、立ち位置を回転させた。 由美たちにも、正面の観客席にも、横顔を見せる角度だった。 万里亜には背を向けたことになる。 陰茎の勃起具合が、いっそう際立って見えた。 小さいながらも、反りを打った陰茎と、その先の充血した亀頭は、蛇を思い起こさせた。 バシッ。 万里亜のバラ鞭が、少年の背中でさっきより大きな音を立てた。 少年は小刻みに足幅を広げながら、上体を折っていった。 というより、万里亜に向けて、尻を突き出す姿勢を取った。 万里亜が、少年の真後ろに歩を進める。 まさか……。 万里亜の漆黒のディルドゥが、少年の尻の間近に迫った。 少年の陰茎とは対照的に、生を持たないディルドゥは、不気味に鎮まっていた。 この印象の違いには、2本の角度の相違もあるのだろう。 少年の陰茎が、発射を待つミサイルのような仰角なのに対し……。 万里亜のディルドゥは、斜め下を向いていた。由美と美弥子 3028 <目次> エロ本を拾った話