崇拝してしまう系のぼくらに

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     恥の多い人生をおくってきました。 女の子は悪魔だと思うし、だから死ねって言われたい。 これは最果タヒさんの詩の一節です。 数年前に廃刊になった資生堂の広報誌「花椿」最終号に掲載されました。   (現代詩花椿賞を受賞) 同じ頃、SMクラブのある女王様と銀ブラして、並木通り添いの資生堂ビルに入りました。 無料で配布されていた「花椿」を手にし、彼女と一緒に読んだのがこの詩だったのです... 僕は詩が好きですけど、それほど読んではいません。 お気に入りの詩集を購入してまで読むことは滅多にないのですが、このように不意打ちのごとく、突然視界に飛び込んでくるのが、詩のいいところだと思う。 詩というのは、いつも凝った美文調で書かれているわけではない。 詩を読む人はそれほど多くはないので、あまり問題になりませんが、俳句でも自由詩でも、言文一致というか、会話のような文体もありで、美しくもあり、醜くもあり、繊細でもあり、拙くもあり、幸福でもあり、羞恥でもある。 何でもアリの世界だったことを、最果タヒさんはあらためて思い出させてくれました。 自分にも共感できる気持ちをズバリと言い表しているような作品に出逢うと、感激すると同時に、恥ずかしさも少しだけこみ上げてきます。 僕は女の子や女性を、悪魔とは思いませんが、死ねと言われら、死んでもいいかな、と思っていました。 しかしその前に崇拝しているのが先で、服従することの悦びに殉教するような気持ちからでしょうか・・・ 女王様の言葉は、運がよければ胸に刺さり、詩のように響くことがあります。 恍惚となることもあれば、羞恥で萎えてしまうこともあるわけで、このダイナミックな感覚は詩と共通する。 夏目漱石の「草枕」の中に 住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、 ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である。 という一節があったのを思い出します。 SMは、人を無声の詩人にしてくれる。 声の無いポエムを心の中で詠ませてくれるのが、女王様という女神なのでしょう。              ^_^ 
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