由美と美弥子 3309

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「でも、ほんと思いますよ。 親は、子供が歳を取ったときのことも考えて、名前を付けなきゃって。 わたしもだんだん、“美咲”が肩に重くなって来てますから。 将来は、“美咲おばあちゃん”でしょ」「言われてみれば、“絵里子おばあちゃん”には違和感がないかもね。 でも、時代の感覚は変わっていくから。 あなたがおばあちゃんになるころには……。 キラキラネームのおばあちゃんばっかりでしょ。 ぜんぜん違和感なくなると思うわ」「そうかも知れませんね」「じゃ、ビール持ってくる」 絵里子は冷蔵庫に取って返すと、缶ビールを2本と、チーズやナッツ、缶詰などをトレイに並べて戻った。「グラス、いらないわよね」「あ、はい」 どうやら普段は、グラスで飲んでいるようだ。 グラスを出してくれとは言い出せないのだろう。 でも、新しい出会いがあって、新しい体験をする。 それが人生の醍醐味というものだ。 絵里子は、缶ビールのプルトップを開けた。 この音は、何度聞いてもいいものだ。 缶を片手に掲げ、乾杯のポーズを取る。 美咲も倣ってプルトップに指を掛けた。 爪は短く揃えてあり、色も着いていない。 ベースコートだけは塗っているのか、艶があった。 爪を伸ばす必要がまったくないほど、細長く形の良い爪だった。「それじゃ、乾杯しましょ。 新しい出会いに。 乾杯」「乾杯」 テーブルの中央で缶ビールが重なり、鈍い音を立てた。 乾杯だけはグラスにすれば良かったかもと思ったが……。 もう手遅れだ。 絵里子は缶に口を着け、傾けた。 いつもながら、この一口目は最高だ。「あー、美味しい。 生き返るわ」「ほんとに。 これからの季節、癖になりそうです」由美と美弥子 3308 <目次> エロ本を拾った話
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