炎の人、マゾ

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     「を読むと、ゴッホのことがよくわかる、とは限らないけれども、実際のところ小林秀雄の目線を通して書かれた評伝なので、ゴッホのことが好きにはなれなくとも、興味深い画家として強く印象に残るのは確実だ。 それから僕は、カーク・ダグラス演じる「炎の人ゴッホ」という映画(1957年・米・ヴィンセント・ミネリ監督)も見ているので、親近感は絵画作品よりは画家本人に強く抱いている。  この映画では、アンソニー・クインがゴーギャンを演じており、これも僕がゴーギャンを好きな理由かもしれない。 絵画作品と画家の個性は普段はあまり紐づけては考えないが、知っているかいないとではその作品性、芸術性の受容に強い影響を及ぼすことはあるようだ。 例えば春川ナミオさんはものすごく上品でおしとやかな人で、彼が描く絵のインパクトからは結びつかないキャラクターに驚いたもので、会った後では作品を観る態度が変わってしまった。 あるいは原田マハさんの小説なども読んでしまうと、そこに出てくる美術作品への審美眼に違いが出てくるのも、よくわかる。 僕が、けしからんコラージュによってその芸術作品にオマージュを捧げるのは、ある意味では画家への邂逅を願う祝祭的な行いであるとはいえ、免責のきかない悪ふざけであることは言うまでもない。知らんけど!
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