怒りのアフガン

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山本リンヂ偏奇館
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2020-05-30 15:01:50
ツイッターで「話していて楽しい相手でじゃないのさ、きみは」とディスっていただいた映画監督。彼が本日、テレ東で報道されていた「ランボー3」を絶賛。「助けられたトラウトマン大佐が、ランボーに「えらい目に遭わせたなぁ」と言うと、ランボーは「いいんです」とそれだけ答える。男の友情にことばは要らねぇ!って感じで、ヤケドしそうに熱いぜ。」映画の評論に関してオイラをディスったこの自称監督。映画の論評にご高説を垂れてらっしゃるようですがね。「話していて楽しい相手でじゃないオイラ」に言わせりゃ…字幕や吹き替えて洋画を見ている評論する奴は「コンドームしてしかセックスしたことのない」セックス評論家みたいなもので…実際の言語でないと分からないニュアンスは多々ある。ラストシーンの吹き替えを見て驚いたんだけど…「信じられんよ。君にあんな優しさがあるとは思わなかった」「私の戦争は終わりです」吹き替えはこんな感じだったが…実際のセリフはこうも違う。「信じられないよ。認めたくないが、我々は少しソフトになったな」「少しだけです。サー。少しだけ」吹き替え版のエンディングを見るとランボーは自身の戦争を終わらせた様に思える。しかし原語ではちょっと違う。ランボーは元上司トラウトマン大佐に対して 冒頭からタメ口 なんです。軍人なら必ずつける サー(Sir)の敬称を付けていないのよ。吹き替えではね、日本語的な敬語を入れちゃっているからニュアンスが違っちゃう。まぁそもそも英語に敬語はないからね。やはり サー(Sir)の敬称を付ける付けないのは大事なポイント。この「ランボー3」でタメ口だったランボーが最後のこの場面で初めてトラウトマン大佐をサー(Sir)と呼んでいる。これ「戦争は終わった」ではなくて…軍籍に戻っているような感じがするんだけどね。いずれにしても、吹き替えだとね。正確なニュアンスは伝わらない…なのにね。吹き替えだけで映画を見て論評するって、まぁ素人ならまだしも…演劇ワークショップ主催をしているというのだから…(笑)