六本木レーヌ・ゆかり女王様

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マゾヒズムに花束を!
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2021-06-06 12:09:01
還暦を過ぎたマゾには懐かしい女王様だと思う。 のレガシーを受け継ぐ京子ママのお店が六本木レーヌです。 当時はまだメディアに顔出し可能な女王様は少ない時代。 しかし、アイマスクをつけていても、感じる目力と妖気が際立っている。 僕はこのグラビア写真を見て、彼女の指名を決意した。 まだ大学生でシャイな僕にしては、大胆な決断だったと思う。 そう思わせるだけのインパクトが、この写真にはある。 当時は、M男向け企画に、マゾヒストの心に刺さる魅力が希薄な時代だったから。 1970年代からそうであったように、編集者もカメラマンもマゾヒストの気持ちなんてわかってないし、モデルの女王様役の女性も 実はM女だったりして、 M男向けのグラビアのほとんどは、チグハグな構成が目立っていた。 女性緊縛写真の場合であれば、まっとうな縄師が撮影を兼ねるような現場なので、きっちりとした演出で突き抜けたフォトが見られたが、「女王様と奴隷」というコンセプトの写真は、「SMセレクト」などを例外として、本当に中途半端なものが多かった。 この桜桃書房から単発で出た「PASSION」という写真集は、そういう意味で画期的だった。 ゆかり女王様は当時すでに人気のプロ女王様で、単なるポーズだけでもリアルな存在感が引き立っている。 昔は「女王様がマゾのペニスを責めるの図」というのはあまり描かれなかった。 1980年代後半ぐらいから、SM風俗店の急速な台頭の流れとともに、こうした描写も増えてきたように思う。 秘すれば花であったような、女王様とマゾヒストの実態が、鞭・ローソク・緊縛以外で、密室の中で何が行われていたのかが、少しずつ露になっていく過渡期だったのかもしれない。 僕もこの時、ゆかり女王様に顔面騎乗されながら、何がナンだかワカラナイうちに逝かされてしまった(>_