由美と美弥子 3039

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     すなわち、あの野外デッキは、完璧に人目から隔絶された場所なのだ。 いや、舞台と云うべきか。 完全に無観客が保証された舞台。 演者たちだけの世界。 あそこなら……。 排泄でフィニッシュするプレイが出来る。 全裸に首輪だけの自分。 リードと鞭を持つ由美。 デッキの床を、さんざん由美に引きずり回される。 鞭打たれながら。 そうだ。 由美には、あのロシア製の巨大なディルドゥを装着してもらおう。 わたしは、それを拝むように咥え奉仕する。 しかし由美は、生ぬるい奉仕を喜ばない。 美弥子の頭を鷲掴む。 そして、容赦なく腰を振るのだ。 ディルドゥの亀頭が、苛烈に美弥子の咽喉を突く。 苦しさに嘔吐く。 涙がボロボロと零れる。 切っ先から逃れようと、懸命に後ずさる。 由美は踏みとどまろうとはせず、美弥子の下がるままに脚を送ってくる。 美弥子の後退が止まった。 美弥子の尻が、デッキの柵に阻まれたのだ。 由美が後退を許したのは、むしろ美弥子の退路を断つためだったわけだ。 柵とは云っても、1メートルほどの等間隔に並んだ柱を、上下2本の横木で繋いだだけのものだ。 外部からの目隠しの機能は必要ないのだから、出来るだけ眺望を遮らない造りなのだろう。 由美の腰が、再び厳しく稼動し始めた。 後退が許されない中、巨大なディルドゥの亀頭が咽頭を突きあげる。 おご。 おごご。 喉の奥から、酸っぱい液体が湧きあがる。 口の端から零れ始める。 しかし、ほんとうに苦しければ、由美の身体を突き放してしまえばいいだけだ。 美弥子の膂力をもってすれば、華奢な由美など吹っ飛んでしまうだろう。 でももちろん、そんなことはしない。 この苦悶から逃れるために、美弥子が選択したのは……。 オナニーだった。 失神することで、苦痛から脱出しようとしたのだ。由美と美弥子 3038 <目次> エロ本を拾った話
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