由美と美弥子 3033

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     少年は、尻たぶを空豆のように窪ませながら、なおも射精し続けた。 呆れるほどの量だった。 女教授の顔面は、胞衣をかぶったごとく埋め尽くされていった。「かはぁ」 少年の身体から、精気が抜けるのがわかった。 まるで、射出した精液が魂であったかのように。 脚が折れ尻が沈み、少年はその場にわだかまった。 肛門に突き刺さるディルドゥは、結滞なくヌルリと抜けていた。 少年の身体は、土下座の姿勢から、さらに沈んだ。 床に、うつ伏せに潰れた。 横倒しの顔が、こちらを向いていた。 マスクに抉られた切れ目から、真っ白な眼球が覗いている。 唇から零れた舌だけが、鮟鱇の疑似餌のように震えていた。 潰れた少年の身体を挟んで、万里亜と女教授は正対した。 万里亜は腰を伸ばすと、少年の身体を跨ぐかたちに踏み出した。 女教授も、しゃがんだ姿勢のまま足を送り、少年の背中の上に尻を進めた。 そしてそのまま、背中に座りこんでしまった。 膝を床に着け、亀に跨がるような姿勢だ。 亀の方向が逆だが。 しかし、憐れな亀は、目覚める素振りもなかった。 女教授は、顎から鍾乳石のごとく精液を垂れ下げながら、万里亜のディルドゥに手を掛けた。 直前まで、少年の肛門に収まっていたものだ。 ディルドゥを持ちあげると、何の躊躇もなく顔が伸びた。 ディルドゥは、一瞬で女教授の口中に埋もれた。 挿出が始まった。 少年に施したと同様の、厳しいストロークだった。 しかし……。 生身ではないディルドゥには、まったく効き目はない。 万里亜は、女教授を無慈悲な眼差しで見下ろしていた。由美と美弥子 3032 <目次> エロ本を拾った話
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