女王様を如何にして濡らすかという快楽

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    「感動のヒト犬プレイ」では、腕と脚の間接まで緊縛された「なすすべのない惨めさ」状態で這いつくばったわけですが、こちらは比較的ユルく、ただの四つん這いで、女王様の後をついていく。見た目ほど楽でもないけれど、こんなことやって何が楽しいの?とノーマルな性癖のヒトは首をかしげるかもしれない。 これが楽しいのだ。 この画像を見るだけでもう、ワクワクしてくる。 ほとんどのSMプレイは、欧米の言い方を借りると、パワー・エクスチェンジという要素が大きい。 直訳すると「力の交換」ですな。 つまり、ロールプレイ。 お互いに合意のもと、主従関係の構図で猿芝居を演じる。 女王様と奴隷。 飼い主とペット。 女教師と生徒やら、看護婦と患者、秘書と重役など役割は何でも構わないが、とにかく二人の間でパワーチェンジを行う。 奴隷や家畜になりきり、支配されるフリをするのがマゾヒズム。 そこで、女王様をいかにして濡らせるような演技をするかが、M男としての役の見せ所。 惨めったらしく、世にも恥ずかしい姿を晒せばいいというワケでもない。 マゾの快楽や満足度よりも、女王様をいかに楽しませるかというのがポイント。 女王様は女王様で、マゾヒストを支配するフリをしなければならない。 上手くのせるための会話力がマゾには求められる。 そしてマゾヒストは服従するフリをする。 昔からみんなコレを違和感なく行って、BDSMや Fem-Dom 文化は発展してきた。 そういう変態趣味、倒錯的な願望は、誰もが持っている。 表面化するかしないかの違いで、意識の下に、ひっそりと潜んでおり、実際にやってみる人や、SMクラブに逝く人が特殊というわけではない。 (まぁ、フツーとは言えないのかもしれないが・・・) ここで一つ大切なお約束がある。 必ず両者合意のもと、安全で誰にも迷惑をかけない平和な環境で、信頼関係のうえで誠実に行わなければならない。 この約束事を守らないと、本当にフツーではなくなってしまう。 ルールをきちんと守り、立場と常識を弁えることが出来るなら、持続可能で楽しいSMのセッションが味わえると思います。 やってみなはれ。
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