由美と美弥子 3086

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     覗き男は、モニターの前で、パンツごとズボンを脱ぎ落とした。 このままだと、パンツに擦れて暴発しそうだったのだ。 バナナのように反りあがった陰茎は……。 残念なことに、画像に映る男性のものより、2周りは小さいようだ。 仕方あるまい。 そうだ。 あの男性は、きっとプロなのだ。 昔、エロ小説で読んだ、竿師とかいう存在なのかも知れない。 男性は白髪女性の腕を取ると、後ろを向かせた。 肩を押し下げる。 白髪女性は、ソファーの肘掛けに両手を付いた。 男性は、陰茎に手を添えながら、女性の真後ろに躙り寄った。 陰茎の先が、女性の尻に隠れた。 女性の背中がうねり、首が起ちあがった。 肝心なところは見えないが、何をしているかははっきりとわかる。 陰茎の先が、女性の陰唇を覗きこんでいるはずだ。 男性の腰が、前方に煽られた。 陰茎はまったく見えなくなった。 奥まで挿入されたのだ。 結滞のない動きだった。 ということは、女性の膣内は、十分に潤っていたということだろう。 白髪女性は、もう閉経を過ぎた年齢に見える。 それでも、性器の機能は失われていない。 この世に生まれて来たものは、種を繋ぐためだけに生きている。 それが心底実感できた。 男性が挿出を始めた。 両手を女性の尻に掛け、腰を高速で前後している。 男性が腰をぶつける度に、女性の身体には振動が走った。 真下を向いた乳房は、支える腱を失っているのだろう……。 重力のままに、付け根が細らむほどに垂れ下がっていた。 その乳房が、跳ね踊る。 女性は悦楽をほしいままに、首を振り回していた。 白髪の連獅子だった。 髪が跳ねあがる度に、眉根に寄せた皺が垣間見える。 覗き男は、下腹を捩られるほどの情欲に身を揉んだ。 あれほど激しい挿出をしながら、未だ射精に至らない男性に嫉妬を覚えた。 しかし、その男性もまた断崖にいたのだ。 腰を捻りながら陰茎を抜くと、女性の尻を軽く叩いた。 叩くと云うより、合図を送ったのだろう。 女性は、その場に崩れるように、絨毯に尻を落とした。 そのまま男性の方を向く。 眼前に、男性の陰茎があった。由美と美弥子 3085 <目次> エロ本を拾った話
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