由美と美弥子 3084

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Mikiko’s Room
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2020-07-15 05:53:19
ここに住んでいたのか。 覗き男の感想は、それだけだった。 白髪の花屋のオーナーに、興味など持つはずもなかった。 通りすがりの点景のひとつに過ぎなかった。 覗き男はスイッチングを再開させるため、リモコンを探った。 まさに指がボタンに伸びかけた、そのときだった。 覗き男の指が止まった。 奥から、もう1人現れたのだ。 今度は男性だった。 しかも、その男性は、バスローブもバスタオルも纏っていなかった。 すなわち、全裸だった。 覗き男の指は、反射的に録画ボタンを押していた。 男性は、白髪の花屋には不釣り合いなほど若かった。 覗き男よりは年上だろうが……。 おそらく、40前後だ。 白髪の花屋は、60近いのではないか。 20歳ほども歳が離れている。 夫婦とは考えにくい。 となれば、不倫だ。 しかし、20歳も年上の女性と不倫をするというのは、覗き男には考えられないことだった。 おそらく、金めあてだろう。 あの花屋が、そんなに儲かっているとは思えない。 資産家なのかも知れない。 花屋の経営は、半分道楽なのだ。 しかし、いくら金のためとは云え……。 20も年上の女性を相手にする男性に、一種畏怖に近い思いを感じた。 ひょっとしたら、ホストとか、そうしたプロの男性かも知れない。 なにしろ……。 その男性は、陰茎を勃起させていたのだ。 白髪の女性を前にしてだ。 白髪の女性は、男性の気配に気づいたらしく、振り向いた。 男性の陰茎を指差し、華やかに笑った。 やはり、嬉しいのだろう。 男性の勃起は、何よりの証拠だ。 自分に対し、男性が欲情している。 60近い女性にとっては、この上ない喜びなのではないか。 白髪女性は、男性の前にひざまずいた。 望遠鏡は、2人の姿を真横から捉えていた。 最高の画角だ。 女性は、陰茎に手を掛けた。 口角があがる。 そのまま顔が、前方に倒れた。 陰茎が半分ほど消えていた。 むろん、女性の口の中にだ。 片手を陰茎に添えたまま、挿出が始まった。 傍から見ても、上手いことがわかった。 やはり年の功か。 いや。 金にものを云わせ、こうした経験を積み重ねて来たのかも知れない。由美と美弥子 3083 <目次> エロ本を拾った話