女王様は見た目が1割

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マゾヒズムに花束を! 27view
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     SMの女王様スタイルというのは、通俗化しながら、ステレオタイプ的に発展してきた。  ざっくばらんに言うと、黒、または赤のコルセットにハイヒールかブーツ、網タイツ(パンストも可)とガーターベルト、それに鞭を携えれば、誰でも記号としての女王様になれる。 もちろん、中身が重要なのは言うまでもないけれど、とりあえずは必須アイテムだけはそろえて欲しいというMの期待モードが、逆説的に女王様をマゾヒズムの奴隷にしている。 これは、自分らしさを持たず、あるいはそれを表に出さないで、大衆の求める偶像になろうとするアイドルのイメージとも重なる部分かもしれない。 「話し方が9割」という声フェチ的なマゾも多いと思いますが、これにしても中身にこだわっているわけではなく、形式的なお約束に従って、言葉責めをしてくれればよいわけです。 いかにも女王様っぽいルックス、ではないほうがいい!というひねくれた好み、願望もあるでしょうが、これも見た目が9割のお仲間になる。 しかし、僕はどちらかというと、女王様は中身が9割のほうです。 (若い頃は違いました。特に20代の頃は、女王様は見かけが100割ぐらいに思っていた) 偽善的に聞こえるかもしれませんが、外見にこだわりすぎると、失望することが多い。 SMのセッションで、僕はルッキズムは成り立たないと思う。 人柄重視、個性を尊重したい気持ちが強いです。 でも、それをSMクラブの職業女王様に求めるのは筋違いかもしれない。 その時だけ美人で、その時だけいい性格になれるのであれば、それがプロなのでしょう。 その時だけ奴隷になる客の立場では、それで問題ない。 とはいえ、セッションでは地が出るし、本性はバレる。 女王様はヌードにならなくとも、瞬間的に裸と裸のつき合いになってしまう。 おしとやかな女王様だと思っていたら、ヤンキー娘だったりして愕然としたこともありましたが、実際そういうケースは多くて、性格が控えめだとこの業界では通用しない面もあるのかもしれない。 勝気で強気の、イケいけどんドンでないと、プロ女王様は勤まらないのかな。 しかし、ふとした時に見せる優しさの片鱗に、感激することもあるので、SMの奥の深さを感じる。 セッションでは、性格の悪さは隠せないし、いい性格は自然と出てくる。 そういう時には、美人かどうか、スタイルの良し悪しなんて気にならなくなっている。 コミュニケーションが、どれだけきちんととれているかの方が大切だと思う。 人の美醜とは何かという問いは、古くて新しい。 外見を尊厳と結びつける流れも古代からあったかもしれないけど、いずれにしても、人を見た目で判断してはいけませんよね。かといって、直に会って話してみて、内面がわかるわけでもないのですが、大切なことは目に見えない。 「星の王子さま」のキツネの台詞ではないですが、心の目で見て、相手の心を見つめる努力をしたい。 古いマゾのおじさんたちは、美への服従などと言う。 かっこつけて言っても、結局メンクイなのだ。 しかし、「美しいからこそ崇拝できる」というのは、顔や外見だけのことではありません。 心の中まで美しい女王様に支配され、服従することに喜びを見いだすことが出来ればと願っております。 ■ 美の格差社会  ■ 大切なことは眼で見えない■ アイドルは女王様となり得るのか? ■ アイドルという名の女王様
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