由美と美弥子 3471

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 あたりに人がいないことを確認し、美咲と正対する。 絵里子がメジャーを持ちあげると、美咲は困惑した表情を見せた。「首回り、測るから」「え?」「動かないで」 美咲の首にメジャーを巻きつける。 29㎝だった。 憎たらしいほど細い。 首輪のサイズ表を見ると、中型犬用でいいようだ。 今日の美咲は、紺色のワンピースだった。 お気に入りなのか、たびたびこれを着て来る。 ま、目立ちたくないので、無地の紺を選んでいるのかも知れないが。 これに合う首輪の色と云えば……。 やはり赤だろう。 絵里子は、シンプルな濃いめの赤の首輪を選んだ。 もう一度あたりを見回し、美咲の首にあてがう。 ぴったりだ。 お揃いの色のリードも選ぶ。「よし、これでいいね。 もちろん、わたしの奢りだよ」「絵里子さん、あたしのは?」「買いたきゃ自分で買いな」 レジではレジ袋を購入し、首輪とリードを入れてもらった。 剥き出しで持ち歩くわけにもいくまい。「これから、お散歩っすか?」 香織と同じことを、美咲も感じていたはずだ。 顔色はすでに蒼白だった。 なにしろ絵里子は、さっきのレジで、商品タグを切ってもらっていたのだ。 すぐに使うためだと想像するのは当然だろう。「首輪とリード着けて、商店街歩こうっての?」「……。 無理っすよね」「当たり前だろ」 絵里子が向かったのは、いつものトイレだった。 トイレのある階段ホールには、今日も人影がなかった。「おまえは、ここで待ってな」「また見張りっすかぁ」「今日は、すぐに出て来るから」 美咲を従えて、トイレに入る。 入口には扉がなく、鈎形に回りこむ構造だ。 トイレの中は、深閑と静まりかえっていた。 個室の扉は、すべて開いている。 まるで異世界のようだった。 そう。 ここは一種の異世界。 治外法権を誇る空間だ。 公共のスペースでありながら……。 人が性器を剥き出しにすることが許された場なのだ。由美と美弥子 3470 <目次> エロ本を拾った話
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