「わたしの王子さま」は中東のリアル王子さまと30歳手前の平凡なOLとのラブストーリーです。
ある日突然王子さまに求婚されたら?
しかも相手とは初対面のはず。
王道の少女漫画のようにキュンキュンできるのに、同時に大人のラブストーリーも楽しめる魅力的な作品です。
作者の画力が高く、特に男性の体(特に裸!)の描写が芸術的!
二人の想いが通じるまでのドタバタと純愛も楽しめ、最後の大人の展開に至るまで、見どころが満載です。
普通のOLと王子さまの現代版身分差恋愛。
はたして二人の恋の行方は?
目次
あらすじ
ようこは親友の失恋のやけ酒に自宅で付き合っていた。
そんな時にテレビで流れたニュースに二人は注目。
メユー国の第一王子と第二王子が来日しているらしい。
それは沢山ある中の一つで自分には関係ないニュースのはずだった。
次の日は、普通に出社するようこ。
もうすぐ30歳になる年齢で彼氏と分かれた親友富田のことは他人事ではない。
ようこ自身も2年前に彼氏と別れてからはさっぱり浮いた話のないからだ。
半分あきらめかけている自分を自覚しながら自宅に戻ると、見知らぬ男が自室のベッドの上に座っていた!
なんと彼は、メユー国の第二王子。
ようこを迎えに来たと言う。
全く身に覚えがないまま、思い出すまで帰らないと主張する王子を居候させることになって…。
ようこと第二王子ワルドの出会いを彼女は思い出せるのか?
居候することになったけど、こんな狭い部屋で王子様って耐えられるの?
頭の中がぐちゃぐちゃのまま、ようこの周りがなんだか騒がしくなってきて…どうする、ようこ!
キャラ
ようこ
29歳の平凡な社会人女性。
真面目でやさしいけど少し理屈っぽいところもある。
現在恋人はいない。
突然現れたワルドのことを全く思い出せない。
ワルド
メユー国の第二王子。
第一王子の来日に合わせて来日。
長年ようこに想いを寄せていた。
ようこに結婚を迫る。
レビュー
ショコラブに掲載された「わたしの王子さま」(1)〜(6)が収録された単行本です。
この作品は全体の前編にあたり、ようことワルドの出会いから思いが通じ合うところまでが描かれています。
少女漫画的なドタバタと大人の恋愛のキュンキュンを同時に楽しめます。
中東の王子さまとの恋愛というシチュエーションが夢物語みたいで素敵。
何しろ注目は、第二王子ワルドの美しさ。
存在自体が芸術品なのです。
宝石といわれる不思議な瞳に見つめられたら失神しますよ…。
それに体もすばらしい!
普通に接しているようこがある意味すごいと感じます。
151ページのボリュームで大満足の読み応えですが、それと同時に次の展開が気になるはず。
お試しで読んでみたい方は、1巻から11巻までの分割でも購入できます。
Hシーン
未遂もありましたが、本当に二人が結ばれるのはストーリーの最後です。
とにかくワルドの体がいい!
それにつきます。
サンプルでは、エッチシーンをお見せできなくて残念です。
ようこも童顔で鼻ぺちゃのわりにスタイルがいいのにも注目。
胸も大きくてやわらかそうです。
そして初つながりは驚きの騎乗位から。
え…大人…。
ワルドの感じている表情もセクシー。
想いが通じた後の初エッチはそれはそれは気持ちが良いでしょうね。
前半に未遂シーンがありますが、そこでもワルドがセクシーすぎます。
寝ぼけていたようこが、はっと気がついた時には、自分は半裸&ワルドの顔がへその下という衝撃の場面。
しかもめちゃくちゃ気持ちがよかった。(らしい)
流されずに未遂で終わった二人の精神力はすごいとしか言いようがありません。
こんなジレジレを感じているので、最後のエッチシーンでのクライマックスでは、二人と同じように幸せな気持ちを実感できます。
まとめ
おとぎ話のような設定ですが、単純なラブストーリーではありません。
二人の出会いや思い出、さらにワルドが成長する過程など見どころが満載です。
二人の恋を邪魔する存在も登場して、最後は死ぬかもしれないような目にもあう!
ドキドキも、ワクワクも、キュンキュンも経験でき、大満足できる作品です。
無事に想いが通じ合えた二人ですが、残念ながら前編はここで終了。
気に入った方は、ぜひ単行本(2)も読むことをおススメします。
なにしろ後半の単行本(2)は、ジレジレの(1)とは違い、イチャイチャラブラブ。
エッチシーンも盛りだくさんです。
ぜひセットで購入して一気読みしましょう。
ストーリー重視の方、ラブラブエッチしか見たくない方、王道好きな方におススメです。