主人公が紙粘土で作った男性像に魂が宿って動き出すファンタジーストーリー。
ちなみに題名の「ピグマリオン」は、自分が彫った彫刻に対して,強い愛情を込めた結果、その彫刻に生命が宿ったというギリシア神話の主人公ピグマリオンからきています。
1カ月かけて自分の身長の2倍もあろうかという理想の男性像を作り上げた主人公も狂気ながら、大人の外見をしていながら精神年齢が7歳児、しかもエロまっしぐらという残念美青年も狂気です。
主人公への愛があふれ出して、一方的な求愛行動が止まらない変なお話。
深く考えればツッコミどころが満載だけど、それが全く気になりません。
内容(主にエロ)に満足の声多数のエロファンタジーです。
目次
あらすじ
ブラックではないけど、満員電車・痴漢・上司のナチュラルなパワハラで軽く病んだ結果、休職中の主人公。
親友の助言で始めた気晴らしは、紙粘土で理想の男性像を作ること。
いつの間にか自分の体の2倍もありそうな超大作の美青年像が出来上がった。
理想の男性像が完成した日、主人公は家に押しかけてきたストーカー兼暴漢に襲われそうになる。
そんな主人公の危機に謎の美青年が後ろから登場。
それは、主人公の危機に反応して魂が宿って動けるようになった紙粘土の青年だった。
「ユキ」と名付けた青年は、見た目のかっこよさに反して精神的な中身は7歳児と変わらない。
おまけに主人公への愛があふれ出して、頭の中はエロいことをするしか考えてない。
「ユキ」の勢いに飲まれるうちに、あっという間に激しいエッチが始まって…!
キャラ
小村マイ
休職中3カ月目の社会人。
心を癒すために美大系の友人にアドバイスを求めたところ、「理想の男性像を紙粘土でつくればいいじゃん!」の言葉になんとなく乗ってしまい、理想の男性像を完成させる。
ユキ
マイが紙粘土で作り上げた理想の男性像に魂が宿った。
精神年齢が7歳児なので素直で甘えん坊。
長身で筋肉質なので、黙っているとかなりのイケメン。
基本的な生活知識はあるが、頭の中は主人公マイへの愛とエロでいっぱい。
レビュー
設定がゆるゆるで自由なので、深く考えずに読むことができます。
現実生活に疲れた女性のところに、「こんな子、来てくれないかなー」とぼんやり考えてたら本当に来た!そんな感じです。
読者レビューで「わたしもうっかり粘土で理想の男性を作ったらこんなスパダリな人に出会うのだろうか。。そんなことを考えてしまいました。」など、「ユキ」がうちにも降臨してくれないかと望む声が見られました。
イケメンで、筋肉が素晴らしくて、巨根で、やさしくて、愛にあふれていて、ご飯も作ってくれて…どんだけうらやましいんだよ!と読者は叫びたくなるはず。
現実社会に打ちのめされて癒されたいお姉さま方におススメです。
主人公マイとの身長差が大人と子どもくらいあり(一説には自動販売機よりも身長が高いとか)、身長差カップルが好きな人にも刺さりそう。
後ろから羽交い絞めにされての、半ば無理やりの挿入も、「地味にクル!」という人がきっといるはず。
一部の女性の「理想を詰め込んだら」的な展開で、ストレスなく読めます。
さらに、ユキのワンコ的なかわいさに癒される女性も多いでしょう。
Hシーン
マイが作成している過程からすでに意識があったらしいユキは、動けるようになると同時に溜まりに溜まった愛を炸裂させます。(ついでに精液も)
バックからのハグが二人の体格差を際立たせており、身長差カップル好きにはたまらないでしょう。
後ろからまわした手が反対側のおっぱいまで揉めるのは反則です。
一回目は、二人の極部をこすり合わせての絶頂。
責めているうちに「すき、すき♡」「いいこ、いいこ」的な口調が「オレのちんこひっかけてイケよ!」と急に俺様口調になる部分にドキッとします。
二回目は、指で子宮の入り口までかき回されての絶頂。
指も長いから届いちゃうんですよね。
やはり「すき、すき♡」からの「イけっ♡、イけよっ♡」の変貌ぶりが注目です。
目がイってるヤバいやつ的な表情をツボだと感じる人も多いかも。
三回目で、やっと合体です。
その時点で、目の焦点が合わなくなるくらいマイはイカされています。
それまでにバッチリ見えていたから分かっていたけど、恐ろしいくらいの巨根…
正面上から描かれたヤバいほど太くて長いペニスをお楽しみください。
半ば合意がないままの強引エッチですが、巨根だから許す!
(いや…かわいいから許すの間違いでした…。)
最後に美味しい食事まで作ってあげるスパダリぶりで、マイもほだされた様子。
二人の違うパターンのエッチが見たいと思わせる終わり方でした。
まとめ
作者のあとがきによると、友人に触発されて「初の同人誌チャレンジ」とのこと。
画力も高く、初めてとは思えない完成度の高さです。
続編も、もしかしたら「ある」とか「ない」とか。
本文が26ページなので作品としては短く、あっという間に読み終わります。しかしHシーンが濃いおかげで満足度が高く、何度でもおかわりできます。
話すときに、なぜか頬を赤らめたり、涙目になったりする「ユキ」の表情がかわいく、よしよししたくなるのもポイントです。
中身が幼くても、マイのために食事を作ってあげるスパダリぶりは乙女の夢が詰まりすぎてて怖い…。
黙っていると美青年なのに、口を開くと一気に残念度MAXのギャップをお楽しみください。
外人のようなゴリマッチョ男性に責められるのを見たい人、ワンコ系男子好きな人、とにかく巨根がいい人におススメです。
総合評価
タイトル | ピグマリオンの救世主は精神年齢7歳のビッグラブモンスター |
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おすすめ度 | [usr 5.0 size=17] |
商品発売日 | 2021年05月31日 |
値段 | 660円 |
サークル名 | 愛沢精肉店 |
作家名 | 愛沢アンジ |
元ネタ | オリジナル |
シリーズ名 | ピグマリオンの救世主は精神年齢7歳のビッグラブモンスター |
ジャンル | 断面図 ラブラブ/あまあま 中出し 長身 筋肉 巨根 |
ページ数 | 30P(表紙2P+事務ページ1P+本編26P+後書き1P) |