ヤクザの組長の一人娘と世話役の若頭との二人暮しを描いた『ヤリ部屋、愛の巣、六畳一間』。
家族として慈しんでいたはずなのですが、色んな事が重なり二人は男女の仲に。
そして六畳一間の古アパートで立場や年齢関係なく溺れるようなセックスを繰り広げます。
濃厚な絡みの合間に交わされる会話から普段の生活やお互いへの愛情が伝わり、愛しくて切ない気持ちにさせてくれます。
ヤクザものですが、暴力的なシーンは一切ありません。
仲良くエッチしているシーンが満載で、性的描写が凄くエロい作品です!
目次
あらすじ
主人公のよぞらは、城戸組・組長の一人娘。
抗争で組長が死に、組織も壊滅状態になってしまう。
もともとよぞらの世話係だった若頭の辰巳は、組織から離れてよぞらと暮らす。
保護者として、また家族として慈しんでいたはずなのに、いつの間にか二人は男女の仲に。
そんな二人が古アパートの六畳一間で溺れるようにセックスにふける。
命に代えてもよぞらを守りたいと思っている辰巳だが、大事に大事に慈しんでいた少女は、男の手によって雌へと変身を遂げていた。
そんな二人の愛あるエッチな日常の一コマ。
辰巳がふと目を覚ますと、よぞらは朝立ちした辰巳のペニスを一生懸命フェラしていた。
「立っていたから」
そんな理由で一生懸命フェラするよぞら。
辰巳も手技でお返しして朝からイチャイチャ。
しかし、学生のよぞらは学校に行く時間が迫っており時間切れに。
「続きは夜に」
そう言って中断させた辰巳だが、よぞらは不満顔だ。
朝食も食べずに家を出て行ったよぞらを心配しつつ家事をこなす辰巳。
ふとアパートの階段に学校に行かずに座ったままのよぞらを見つける。
結局、学校はずる休み。
そのまま二人は六畳一間のアパートの部屋に戻り、お互いの体を貪りあう。
捕らえられたのは男の方か、女の方か。
狂気をはらんだお互いの愛を感じつつ、ただただ描写がエロい…。
キャラ
城戸よぞら
城戸組組長の一人娘。
組長が亡くなり組織が壊滅状態になった時に辰巳に連れ出された。
現在は本家を離れ世話役の辰巳と二人で古アパートで暮らす。
学生。
辰巳
城戸組若頭。
背中一面に見事な刺青がある。
よぞらの幼少期からの世話役でずっと傍で見守ってきた。
現在はよぞらの保護者代わり。
レビュー
あらすじはシリアス風にまとめましたが、複雑な背景がありながらも恋人同士の二人がイチャイチャエッチをしているだけのお話です。
ヤクザの一人娘とか、抗争で天涯孤独の身になったとか、未成年なのに手を出しているとか、命の代えても守りたいのに孕ませたいと思っているとか。
いろいろなエッセンスがストーリーのほどよいスパイスになっています。
そして何よりも描写がどエロイ!
顔はイケメンなのに男性がゴリゴリのマッチョなのは、山本ともみつ先生の得意技です。
とにかく体がいい!
しかも背中一面に彫られた刺青が何とも言えない背徳感をかもし出しています。
よぞらは、おそらく高校生くらいだと思われます。
それなのにあふれんばかりの巨乳ともちっとした腹と太ももの肉が何とも言えません。
辰巳が育て上げた「熟れた肉体」という感じです。
基本的によぞらは無口ですが、一生懸命に辰巳を喜ばせようとしています。
(主にフェラで)
辰巳はとにかくぺらぺらよくしゃべる。
言葉の端々に「よぞらが可愛くて仕方ない」気持ちが溢れています。
そんな二人がお互いの体に溺れて日常的に貪りあう「ある日」の出来事です。
おなかが空いたよぞらに食事を用意する辰巳のセリフが、大阪のおばちゃんぽくて生活感を感じます。
Hシーン
朝のイチャイチャが時間切れで中途半端に終わったので、よぞらは欲求不満を抱えたまま学校に行かなくてはいけません。
とりあえずシャワーをあびるように言われたよぞらは、シャワーを浴びながら自慰にふけります。
重そうなおっぱい、くびれたウエスト、童顔…いろいろな夢が詰まった肉体を正面から堪能しましょう。
学校をずる休みしたよぞらと辰巳は、濃厚なエッチに突入します。
挿入したままクリトリスをいじって激しくイカせたり
射精後、膣内にコンドームが残ったからズルっと引き出したり
膣内に精子が漏れてないかクンニで確かめたり
とにかくやりたい放題です。
注目は、辰巳のつぶやき。
セリフの一つ一つによぞらへの愛があふれていて胸キュンです。
よぞらも辰巳にお返ししようと一生懸命フェラをします。
その様子が健気でかわいい。
よぞらの巨乳も見事なことながら、辰巳の巨根にも注目。
あれだけの巨乳に負けないサイズです。
迫力の肉体がぶつかり合いますが、じゃれあいながらフェラしている様子は、不思議にほのぼのした気持ちになります。
最後のクライマックスに向けて、エッチの激しさは増していきます。
無口なよぞらが「んおっ♡」「お、おん♡」なんて声を上げて啼く場面は、結構クルものがあります。
最初から最後までエッチしているだけの話なのに、二人の過去や背景が時々回想シーンとしてあらわれ、奥が深い物語に仕上がっています。
逆に難しいことは考えずに、単純に濃厚なエッチシーンを楽しむだけでもあり。
まとめ
この話には、抗争で命を落とし組織が壊滅状態になったヤクザの一人娘とその世話役という悲劇的な背景があります。
そんなほの暗い二人の過去が、お互いへの執着と狂気的な愛を感じさせます。
ただのエッチシーンにも読者は感情移入でき、キャラへの愛おしさが増すようです。
一方で、そんな要素を全く考慮せずに単純に濃厚エッチを楽しむのもあり。
辰巳の鍛え上げられた腹筋・背筋・お尻・よぞらのもちもちした胸や腰、お尻など見るべきポイントが満載です。
深く考えずに、全編にわたって繰り広げられる濃厚なエッチシーンを楽しみましょう。
個人的には、辰巳のおしゃべりがおススメポイント。
山本ともみつさんの描くキャラは、女性が無口、男性がおしゃべりという特徴がありますが、よぞらへの愛おしさがセリフに溢れているので、女性にとっては胸キュンだと思われます。
書評には「続きが見たい!」という声が多数でしたが、この「組長の一人娘と、若頭」シリーズは、2冊目「組長の一人娘がお世話役の若頭を美味しくいただく話」に続きます。
本作品を読んで、気に入った方は2冊目も手に取ってみましょう。
期待以上の内容だと保証します!
ラブラブエッチが見たい方、筋肉質な男性が好みの方、体格差エッチや年の差エッチにキュンとくる方におススメです。
総合評価
タイトル | ヤリ部屋、愛の巣、六畳一間 |
---|---|
おすすめ度 | [usr 5.0 size=17] |
商品発売日 | 2020年06月12日 |
値段 | 880円 |
サークル名 | Yatomomin |
作家名 | 山本ともみつ |
元ネタ | オリジナル |
シリーズ名 | 組長の一人娘と、若頭 |
ジャンル | お尻/ヒップ おっぱい 連続絶頂 断面図 ヤクザ/裏社会 フェラチオ 淫乱 クンニ |
ページ数 | 本文52P |