1997年に『天上天下』という漫画が『ウルトラジャンプ』で連載を開始し、人気の高さから2004年にはアニメ化もされました。
一見すると普通のバトル漫画ですが、原作漫画ではエロ漫画顔負けのエロシーンが多い作品として知られています。
今回は、天上天下の原作漫画のエロシーンがどんなものか気になる方に向けて、以下の3点を中心に解説していきます。
目次
天上天下の作品概要|漫画家・大暮維人は元エロ漫画家?
【発掘!紙地層】2004年に発売された『天上天下』総集編表紙の色校。(色校=印刷の色味を確認するための試し刷り)
18年前のものですが地層に埋もれていたので結構発色いい状態で発見!当時はコピックで色々なやり方を試していた時期です。(グレスタ) pic.twitter.com/UHdqpB4Suk— 大暮維人 (Oh!great) (@ohgreatofficial) January 17, 2022
天上天下は大暮維人によるバトル漫画作品で、日本の武道界の命運が描かれています。
登場人物は特殊能力を持つ不良の高校生が多いため、ただ面白いだけでなく、暴力シーンなどのグロテスクな表現も含まれています。
それでも、2004年にアニメ化されるほどに高い人気を集めました。
そのアニメではいかにも王道バトル漫画のような脚本で物語が進んでいましたが、実は原作漫画には暴力的なシーン以外にエロシーンも溢れています。
元々大暮維人はエロ漫画を中心に作品作りに取り組んでいて、成人向け漫画誌『漫画ホットミルク』が注目を集めました。
その影響もあって、天上天下の原作漫画には激しいセックスやレイプなどのエロシーンがいくつも見られます。
現実的にあまり好ましいといえないようなエロシーンが好きでない方は気持ちが重たくなってしまうかもしれません。
しかし、物語の中の話として非現実的なエロシーンを楽しむのが好きな方にはもってこいの作品です。
天上天下の物語の展開を知るだけならアニメでもいいかもしれません。
しかし、アニメではエロシーンはほとんどカットされているため、エロシーンが気になる方は原作漫画を読むことをおすすめします。
天上天下のあらすじ
長い歴史を持ち、日本中の武道家の子弟が通うとされていた統道学園に凪宗一郎とボブ牧原が入学する。
2人は喧嘩が強く、入学時から統道学園を制覇してトップに立つことを目的としていた。
そこで、力自慢の在学生を次々と倒していって、2人には一切叶わないと言わせるほどにその力を見せつけていく。
しかし、この学園は強大な力で執行部が支配していたため、柔剣部全体として戦いを挑むことになる。
それだけではなく、執行部の裏にはフィクサーと呼ばれる謎の組織がいて、数百年に渡って日本の武道界を支配していることが判明する。
悪に染められた日本の武道界を取り戻すため、宗一郎たちは強大な敵に立ち向かう。
天上天下の登場人物
天上天下には主に柔剣部や執行部を中心に数多くのキャラクターが登場します。
今回はその中でも、エロシーンに関わってくるキャラクターを一部紹介していきます。
凪宗一郎
宗一郎は敵の氣を食らって自らの物とする龍拳の力を持つ本作品の主人公です。
荒々しい部分はありつつも、根は優しい性格をしていて、女性に対してはシャイな一面を見せます。
そんな宗一郎は亜夜に一目惚れして、彼女と時間を過ごす中で、彼女にどんどん惹かれていきます。
棗亜夜
亜夜は過去・現在・未来を見通す龍眼の力を持つ本作品のヒロインです。
以前は棗家の時代遅れの家訓を必死に守ろうとする生真面目さがありました。
しかし、宗一郎と出会い自らの迷いを断ち切ったことをきっかけに彼が好きになり、「宗一郎様」と呼ぶほど彼に惚れています。
ボブ牧原
ボブは黒人のハーフで、黒人特有の筋肉とバネを活かした格闘術を得意とするキャラクターです。
一見肉体派に見えるものの、中身は物事を冷静に分析するクールタイプで、宗一郎のストッパーとしての役割も果たしています。
鴻ノ池千秋
千秋は宗一郎や亜夜たちより1つ上の高校二年生で、彼らの姉御のような立ち位置のキャラクターです。
ボブの彼女でもあり、深い愛情を持って彼と行動を共にしています。
そういった関係もあって、彼女は柔剣部員ではありませんが、部内のメンバーとの交流が多いです。
高柳雅孝
雅孝は高柳光臣の弟で、中国拳法を織り交ぜたスタイルで戦うキャラクターです。
武剣部の副部長的な立ち位置で部長の棗真夜をサポートしていました。
しかし、彼女が引退してからは部を引っ張る役割を果たすようになります。
亜夜のことを想っていますが、その想いはなかなか亜夜には届かず、悶々とした日々を過ごしています。
高柳光臣
光臣は執行部会長兼高柳飛翔鳳凰武領総頭を務めるキャラクターです。
元々は柔剣部の部長の真夜と恋人に近い関係を持っていましたが、やがて優れた統率力を発揮して執行部を導くようになりました。
武道の力も優れていて、神の領域と呼ばれる力で3分だけ身体能力や反射神経を桁外れに上昇させて戦います。
竜崎勤
勤は執行部の執行人の役割を果たすキャラクターです。
炎氣を扱う力を持ち、次期会長の座を狙おうと画策しています。
そのため、かなり積極的に柔剣部に制裁を加えようとしてきます。
葛葉真魚
真魚は過去編で登場する当時統道学園の三年生だったキャラクターです。
真夜を愛する慎のことを想っていて、そんな真夜が光臣と仲良くし始めたため、その仲を裂こうと光臣に近づき始めます。
厭摩
厭摩は武剣部と執行部のどちらにも属しておらず、厭忌姉妹と共に赤羽の血を引く厭魅家を守るキャラクターです。
颯又左の急襲のことを調べるために拉致監禁されて、そのことを知らないことを伝えたが、そのまま性的拷問を受けてしまいます。
天上天下のエロシーン
天上天下のエロシーンを以下の表に簡単にまとめました。
1巻 | ・亜夜のフルヌード ・コインランドリーでレイプされる千秋 |
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2巻 | ・亜夜と千秋のお風呂のレズシーン |
5巻 | ・真魚と光臣のバック・激しいセックス |
10巻 | ・亜夜とショタとのお風呂での絡み ・猿ぐつわをつけた巫女の拷問シーン |
13巻 | ・亜夜のパンチラ、ヌードシーン |
番外編 | ・雅孝とボブがゲイと勘違いされてしまうシーン |
1つずつエロシーンの様子を解説していきます。
天上天下1巻|1話からレイプシーンあり!
天上天下は1巻からエロシーンがいくつも見られます。
まずは亜夜のフルヌードシーンから始まり、いきなりコインランドリーでレイプされる千秋のシーンはかなり過激です。
1つずつその様子を解説していきます。
亜夜のフルヌード
1巻の初めのほうで、宗一郎は真夜と雅孝の力に圧倒され、喧嘩をした勢いで窓から吹き飛ばされてしまいます。
そして、落下した宗一郎はシャワーを浴びたばかりの亜夜にぶつかってしまいます。
そこで、亜夜の乳首もまんこも丸見えの状態に宗一郎は動揺を隠せなくなっています。
誰でも目を開けたら目の前に全裸の女の子がいたらびっくりしてしまいますね。
コインランドリーでレイプされる千秋
勤が宗一郎とボブに対して制裁を加えようと考え、本人たちではなく、ボブの彼女である千秋に狙いを定めました。
コインランドリーにいた千秋に対し、勤は無理やり襲い掛かります。
洗濯機におっぱいが押し付けられている様子がかなりエロいです。
さらに、猿ぐつわをつけられてバックで犯されているのもかなり興奮してしまいます。
コインラインドリーという普段性行為が行われない場所で行われる性行為がエロさを引き立たせてくれます。
彼氏持ちの女性が襲われるのが苦手な方もいるかもしれませんが、好きな方にとってはかなり刺さるシチュエーションではないでしょうか。
1巻からいきなり過激なエロシーンが展開されていてついドキドキしてしまいますね。
天上天下2巻|濃厚な亜夜と千秋のレズシーン
1巻の激しいレイプシーンからうってかわって、2巻では亜夜と千秋の濃厚なレズシーンが描かれています。
部の合宿で温泉に入るシーンで、会話の流れから亜夜と千秋がいちゃいちゃし始めます。
豊満で実りあるおっぱいを互いにくっつけ合ったり、千秋が亜夜の乳首を舐め始めたりして興奮が止まりません。
レズものが好きな方にはたまらないシーンでしょう。
いたずらで始まるレズものはお決まりのパターンかもしれませんが、今でも興奮できる最強の王道シチュエーションです。
天上天下5巻|真魚と光臣が敵同士で激しいセックス!
3、4巻は目立ったエロシーンは特になく、5巻になって一気に真魚と光臣の激しいセックスシーンが繰り広げられます。
キャラクター紹介で解説したように、光臣は真夜のことが好きで、それは執行部側になってからも変わっていません。
真魚はその仲を裂くために、光臣に近づいて肉体関係を持とうとしてきます。
真魚はメガネをかけていてかなり知的でセクシーなタイプです。
そんな真魚と光臣が学校内でガッツリとセックスし始めます。
バックや正常位など様々な体位で激しくて、乳首や陰毛まではっきり描かれたセックスシーンが見られます。
初めは教室でセックスして、その後は場所を変えてまたセックスを始めるのですが、光臣はセックス中に慎のことを考えていました。
このシーンはただ激しいセックスが見られるだけでなく、物語の展開に関わってくる心情表現もしっかり描かれています。
真魚と光臣の発言にも注目しながらエロシーンを楽しんでみてください。
天上天下10巻|猿ぐつわを使った巫女への拷問!
5巻で激しいセックスシーンが繰り広げられたあと、10巻には注目ポイントといえるエロシーンがまた繰り広げられます。
そこで描かれている亜夜とショタの絡み合いや巫女の性的拷問シーンについて解説していきます。
亜夜とショタの絡み合い
亜夜たちが厭魅家のもとに会いにいった際に、ゆっくり温泉に入るシーンがあります。
そこで、厭摩と離れ離れになってしまい落ち込んでいる少年の背中を亜夜が流してあげています。
亜夜はバスタオルで身を包んでいて、露骨なエロ展開になるわけでもありません。
しかし、少年の元気づけようとする亜夜の優しさとバスタオル越しでもわかる体つきのよさから母性を感じます。
亜夜から母性を向けられたいと感じる方も少なくないのではないでしょうか。
巫女に猿ぐつわをつけさせ性的拷問
後半には温かさのある温泉のシーンからガラッと雰囲気が変わります。
厭魅家最後の生き残りの魍鬼を狙う颯又左の急襲で厭摩が拉致され、厭魅家の襲撃の目的を吐き出させようとします。
しかし、厭魅は詳しい事情を何も知りません。
何も知らないならそのまま解放されるかと思いきや、多数の性具を使って4人の男から性的拷問を受けます。
このシーンが当時衝撃的で、かなり注目を集めました。
猿ぐつわをつけられ、実験するかのように厭摩に様々な拷問器具を試させていきます。
乳首をいじられ続け、おっぱいを揉まれ、拷問器具をいくつも試された結果、厭摩は失禁してしまいます。
身動き取れない状態で犯される姿に、つい興奮してしまいますね。
天上天下13巻|亜夜のパンチラ・ヌードシーン
10巻以降はさほどエロいシーンは多くありませんが、13巻で亜夜のパンチラ・ヌードシーンが拝めます。
制服姿で濡れたスカートをしぼっている際に、ピンクのパンツがチラ見えし、太ももがかなり見えている姿にドキドキしてしまいます。
全裸でもエロいですが、制服姿のままでのエロシーンはそれでしか感じられない特別感があって最高ですね。
その後、雨に濡れた亜夜と雅孝はそれぞれシャワーを浴びることになります。
先にシャワーを浴びた雅孝が亜夜が出てくるのを待っていると、突然亜夜が全裸で出てきてしまいます。
どうやら龍眼の力を発揮していて自分が全裸であることに気付いていないためのものでした。
それでも、全裸でどうどうとしている亜夜の姿には性的興奮を超えて一種の美しささえ感じてしまいます。
番外編|雅孝とボブはゲイ?
番外編として、雅孝とボブがゲイだと思われるようなシーンも見られています。
吐いてしまったボブの介抱を雅孝がしていたのですが、介抱をしている時の雅孝が全裸の状態でした。
その様子を亜夜に見られてしまいます。
亜夜は本気か冗談かはともかく、雅孝とボブがゲイだと勘違いして、その場を立ち去ります。
雅孝は亜夜のことを片思いしているため、亜夜にゲイだと勘違いされたことに対して、かなりのショックを受けているようでした。
まとめ
一部ネタっぽいシーンも含まれていますが、天上天下の原作漫画はエロ漫画にも負けないエロシーンが多いです。
中には、かなりエグめのエロシーンも含まれているため、元々激しいプレイが好きでない方にはしんどいかもしれません。
しかし、以下のような方には興奮を抑えられないようなシーンも多いです。
天上天下はこんな人におすすめ
- 非現実的なシチュエーションが好きな方
- 無理やりなエロシーンが好きな方
- ロリ系よりセクシーな女性が好きな方
気になる方は、天上天下のストーリー展開も楽しみつつ、天上天下のエロシーンで気持ちよくなってください。