由美と美弥子 2998
Mikiko’s Room
3view
2020-03-16 06:12:58
しかし……。 実を云うと、物足りなさを否めなかった。 もちろん、そんなことは由美には言えない。 でも、外で裸を晒したいという欲求は、昂じるばかりだった。 やはり自分は、女教授のように、舞台に立つ側の人間なのではないか。 ときおり、想像している自分がいた。 あの円筒形の舞台にいる自分を。 もちろん顔は、ベネチアンマスクで隠している。 しかし、肌を覆うものは、そのマスクだけだ。 いや。 もう1点ある。 首輪だ。 細く赤い首輪が、白い頸を一周している。 そしてそこに繋がるリードを持つのは……。 由美だった。 由美ももちろん、マスクをしている。 そして……。 全裸だ。 いや。 由美もまた、1点だけ肌を覆うものを身に付けていた。 しかし、首輪ではない。 股間のディルドゥだ。 美弥子の所有するロシア製のディルドゥだった。 顎を閉じたディルドゥは、由美の腹に貼りついている。 亀頭は臍を越え、鳩尾まで届いていた。 美弥子はまず、そのディルドゥに奉仕する。 カンカンカン! バネ音と共に、ディルドゥが由美の腹を離れる。 ひざまづいた美弥子が、引き起こしたのだ。 そして咥える。 唇に圧力を加え、狂ったように挿出する。 生身の男性なら、あっという間に昇天しているだろう。 そしてもうすでに、見えない観客の中には……。 水銀のごとく重たい精液を、ティッシュの中に盛りあげている者もいるはずだ。 奉仕の後はご褒美だった。 美弥子は、犬のように四つん這いになる。 そう、犬だ。 だから、膝は床に着けない。 後背位からの交接を、英語では“doggy style”と云う。 まさしく、「犬の体位」ということだ。 パンパンパンパン! 由美の腸骨が美弥子の尻を打つ。 美弥子の尻肉から太腿にかけ、振動のさざ波が伝わる。 美弥子の膝が力を失い、腰の位置が下がる。 亀頭の裏が、Gスポットを研ぎ下ろす。由美と美弥子 2997 <目次> エロ本を拾った話