両親が離婚して以来、母子２人暮らしを続けてきた。アラフォーの母はスナックに勤め、私は工場バイトで生計を立てている。２年前、その二人暮らしのアパートに、久しぶりに出来た彼氏を招いた。母は彼を一発で気にいったようで、夕食を食べながらぺちゃくちゃと話に花が咲いていく。彼氏のケンは仕事を辞めたばかりということもあり、間もなくしてウチに転がりこんできた。狭いアパートなので私と一緒の布団で眠り、母は「44才で息子ができて嬉しいわぁ」などと口にする親しみ具合だ。その馴れ合い関係が良くなかったのかもしれない。ある日の夕方、工場の都合で早く帰宅したとき、ウソみたいな光景を目撃してしまった。母とカレが裸で布団に寝ているのだ。頭の中が真っ白になる。まさか母が。ていうかこの男、こんなオバサンと浮気するなんて…。二人を問いただしたところこんなコトになったのはこれが初めてだそうだ。「美紀、本当にゴメンなさい。アタシなんて言っていいか…」「ごめん。オレが悪いんだ。今後は絶対ないようにするから許してくれないか」実の母にオトコを寝取られるなんて悲しいというか情けないというか。「あ、ゴメンね〜。私もしちゃった」普通なら即座に別れるんだろうけど、私の性格的になあなあで許してしまった。でも、ただ許すわけじゃない。私はひそかに決意していた。復讐してやろうと。少し前から、母はスナックの常連客をたびたび家に呼んでいた。泊まっていくこともあるし、男女の仲なのは間違いない。そう、今度は私が母のオトコと寝るのだ。チャンスはすぐに訪れた。40才で独身のそのおじさんは、母の勤めるスナックに行く日以外もしょっちゅうウチにやってきて、母の帰りを待つことがある。おじさんと二人きりになったその夜、即、私は動いた。「ねえ、ちょっと背中が凝ってるからマッサージしてもらえません？」布団を敷き、そこに寝転ぶ私。おじさんは何の疑いもなく背中を揉む。あとは簡単だった。手を掴んでお尻を触らせたのがきっかけで、そのまま行為を終えた。翌朝、私がわざと置いておいたコンドームのゴミを手にした母が神妙な顔で声をかけてきた。「…どういうこと？」「あ、ゴメンね〜。私もしちゃった」ふふ、母の悔しそうな顔ったら。「もうオープンにヤろうよ」話はここで終わらない。この後、私たち４人に思わぬ展開が待っていた。しばらくしてからの夜、私たち４人が居間に揃ったところで母が口を開いた。「この際だから言うけど、アタシはケン君と寝たし、美紀はアンタ（オジサン）とヤッちゃったでしょ？」いきなりの暴露だ。男性陣はそれぞれ知らなかった事実を目の当りにして顔をこわばらせている。「だから、もうオープンにヤろうよ。シタいときに交換して、楽しくヤレばいいでしょ」…この人何を言っちゃってんの？　開き直ってお互いのカレを交換だなんて…。突然の提案に対して沈黙を破ったのはおじさんだった。「…まあオレは美紀ちゃんがイイなら」かと思ったらケンまでもが、「まあ、オレもイイっすけど」と続けている。意味わかんないよ。「じゃあ決まりね。美紀、いいでしょ？」私の答えを聞く前にケンの手を握る母。もうどうでもいいかな…なんかめんどくさくなってきたし。流れのままそれぞれの部屋に、交換したパートナーと一緒に入っていく。オジサンは明らかに鼻の下を伸ばしてる。「美紀ちゃん、いっぱい気持ちよくなっちゃおうよ」「……」オジサンは乳首とアソコをレロレロ舐めまくってきた。ケンはクンニなんてあまりしてくれないから、これはこれで嬉しいんだけど。母の部屋から大げさな声が聞こえてきた。「ケンくん、イイ、イイ〜」なにあの人。人の彼氏を捕まえてあんな声出しちゃってさぁ。不思議なものでメラメラと対抗心が生まれてきて、いつしか私も大きな声を出してしまっていた。「ああん！　オジサンすごい！」そして今もこのおかしな関係は変わることなく続いている。私たち女性はその日の気分でパートナーを選んで、シタい男とエッチする。彼らも楽しんでるみたいだし、当分このままヤッていくのだろう。でもさすがに４Ｐまではしていない。母のエッチなんて、声を聞くだけで充分だ。