由美と美弥子 3322

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Mikiko’s Room
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2021-06-18 05:34:32
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ベランダ上空でカラスが鳴いた。 絵里子は、ようやく妄想から醒めた。 これ以上エスカレートすると……。 息子のブリーフに、絵里子が穿いた証拠を残してしまいそうだ。 ガビガビのブリーフを脱ぎ下ろす。 中を覗きこむ。 絵里子の膣液が、黄色く変色した精液の残滓を湿らせていた。 その透明のわずかな湿地では、生き返った精子がピチピチと泳いでいるのだ。 もちろんすでに、絵里子の膣内にも入りこんでいる。 妊娠するのだ。 可愛い息子の子を。 そして絵里子は、再びこの世に生まれて来る。 永遠の輪廻の鎖が繋がり、絵里子は永劫の生を得るのだ。 以来、絵里子は、誰もいない昼間、息子の部屋に忍びこむのが日課となった。 しかし、着衣のまま入っては、何か証拠を落として来てしまうかも知れない。 なので、事前に全裸になる。 もちろん、気分を演出するためでもあるが。 最も危険な落とし物は、髪の毛だろう。 息子が、室内で長い髪の毛を見つければ……。 母親の侵入を確信してしまうはずだ。 それを防ぐため、絵里子は、シャワーキャップを被った。 耳までしっかり覆い、1本の頭髪も外に出さない。 寝室の姿見には、シャワーキャップを被った太った女が映っている。 身に付けているのは、そのキャップだけだ。 あとは素っ裸。 バスルームであれば当たり前の姿だが……。 そこは寝室。 しかも、身体は濡れていない。 二の腕には鳥肌が立っていた。 寒いわけではない。 昂奮しているのだ。 ほんとうは、このままの姿で息子の部屋に入りたい。 しかし……。 頭髪はキャップで覆ったが、絵里子の身体には、頭髪以外にも体毛がある。 脇は剃っている。 しかし、陰毛はそのままだった。 陰毛を息子の部屋に落として来ても……。 息子は、自分のものだと思うかも知れない。 しかし絵里子は、中学生の息子に陰毛が生えているかを知らないのだ。 オナニーをしているくらいなのだから、生えているとは思うのだが。由美と美弥子 3321 <目次> エロ本を拾った話