由美と美弥子 3041

由美と美弥子 3041の画像
画像0枚
7:37
Mikiko’s Room 0view
    動画リンク0本 埋め込み動画2本
    ■ 秋の深まりと共に、ようやく穏やかなルーティーンが戻ってきた。 毎日、大学に通い、授業を受け、学食でランチを摂り、空いた時間には図書館に籠もる。 まさに学生の本分とも云える生活だ。 美弥子は、毎日同じ事の繰り返しの日常が好きだった。 退屈などしない。 今日の日課を確実にこなし、翌日の準備をする。 明日やることも決まっている。 もちろん、あさってのことも。 思えば、夏休み以降、目の回るような日々だった。 千葉の民宿でのバイト。 万里亜のエステスタジオの手伝い。 そして……。 福島女教授のスキャンダルと、リベンジめいた脅迫。 まったく先の読めない日常。 大波に翻弄され続けているような日々だった。 その波が、ようやく鎮まったのだ。 静かな秋。 北陸に住んでいたころの秋は、冬を待つ寂しい季節だった。 でも、東京の秋は好きになりそうだ。 しかし、そんな美弥子の凪いだ心に……。 たった1本の電話が、さざ波を立てた。 万里亜だった。 新店経営の経過報告をしたいと云う。 もちろん、断るという選択肢はあり得ない。 形は、由美と美弥子が250万円ずつ出資しているのだ。 もしそれが、ほんとうに自分たちの資金だったら……。 「お任せします」のひと言で済むのかも知れない。 しかし実際には、万里亜から借りたお金だった。 いつ返せるかもわからない。 とにかくこの件については、万里亜の意向に従うしかないのだ。 万里亜は当然、由美の同席も求めてきた。 同額の出資者なのだから、言うまでもないことだ。 場所は、美弥子のマンションを指定された。 お店などだと、周りの客や店員に話を聞かれるかも知れないとのことだった。 確かに、万里亜はあの風俗店の舞台に立っている。 もし、あの店の客が、近くの席にいたら……。 漏れ聞こえた話から、万里亜の正体に気づく可能性がないとはいえない。 由美の学生マンションは、壁も薄く現実的ではない。 万里亜のマンションには、亜衣が同居しているそうだ。 美弥子のマンションが選ばれるのは、至極自然な経緯だった。 由美に電話すると、間髪を入れず同席すると応じた。 当然だろう。 自分が欠席すれば、美弥子と万里亜が、2人きりで会うことになるのだ。 しかも、美弥子のマンションで。 そんな危険なシチュエーションを、由美が座視できるはずがない。 美弥子にとっても、由美の同席はありがたかった。 万里亜と個室で2人きりになったら……。 どうなるかわからない。由美と美弥子 3040 <目次> エロ本を拾った話
    この記事は削除されて見れません。
    この記事は削除されて見れません。
    店員の関連DUGA動画
    関連記事

    記事についての意見を送る

    動画が見れない、ワンクリック広告があるなど、ページに問題がある場合はご意見をお聞かせください。

    サイト名
    Mikiko’s Room
    記事タイトル
    由美と美弥子 3041
    ご意見の内容
    メッセージがあればお書きください
    閉じる