由美と美弥子 3256

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Mikiko’s Room
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2021-03-17 05:39:49
- Niconico
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考えてみれば……。 赤ん坊の泣き声だって聞こえ放題だろう。 近隣騒音にナーバスだったら、暮らせない環境だ。 そんな土地が、まだこの近辺に残っていたとは。 しかし……。 ほんとうにここは、あのマンションの近くなのだろうか?「はっ、はっ、はっ、はっ」 男は、全力で駆けた犬のような息を吐いていた。 額から汗が滴り落ちる。 汗は、自在に形を変えて揺れる女性の乳房に滴った。 男が、女性と身体を離しているのは、スマホの視角を確保するためだろう。 男の子のスマホは、真っ直ぐに交合部に向けられていた。「ユキエ、ユキエ。 で、出る」「早いじゃないの!」「仕方ねえだろ。 こんな観客がいたんじゃ。 いくぞ。 たっぷりいくぞ。 そりゃぁぁぁぁぁ」 男の尻が輪郭を消した。「あご」 銃弾に貫かれたように、男が凝固した。「来てる、来てるよ、とうちゃん。 熱っついのが、いっぱい来てるぅぅぅぅ」「ご、ご」 男は、ゴーレムが瓦解するごとく、ガクガクとその場に崩れ落ちた。「重たいね。 大事な場面が撮れないじゃないか」 女性は、さっきまでの嬌声とは裏腹な邪険な声を放ち……。 のしかかる男の身体を、脇に押しのけた。 男の身体は、女性の上体から捲られ、反転してその脇に落ちた。 空中に、スローモーションのように飛沫があがった。 おそらく陰茎が抜けるとき、精液を跳ねあげたのだろう。 仰向いた男の股間では、まだ勃起した状態の陰茎が、ピクピクと息づいていた。「ヨシオ、証拠」 男の子が、女性の足元に回る。 股間の間近にスマホを向けた。由美と美弥子 3255 <目次> エロ本を拾った話