由美と美弥子 3244

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 コンビニに防犯カメラがあるのは、客の万引きなどを防ぐことより……。 店員を監視する目的の方が大きいのかも知れない。 実際、夜勤のワンオペでは、誰の目もない時間も長いだろう。 ヘンな気も起きかねない。 店員にとっても、むしろ監視カメラはありがたいのではないか。 自分の胸に黒々と渦巻く衝動を、抑えてくれるものなのだから。 由美の脚は、まっすぐマンションには向かわなかった。 冴えた夜気の中を歩くのが心地よかった。 身体が熱いわけではない。 頭がずっと熱かった。 宮高昭夫の手紙のシーンが、次々と蘇ってきた。 あそこに出てくる人たちは、自分の両親より年上の男女だ。 あの歳になってもまだ、性の衝動は消えないのだ。 なんだか切なくなる。 いつしか由美は、駅前の商店街に出ていた。 人と出会わない道を歩き続けたので、少し人恋しくなっていた。 しかし……。 夜中の商店街は、住宅街よりいっそう、ひとりを感じさせた。 飲み屋などはないので、すべての店のシャッターが下りていた。 ゴーストタウンのようだ。 やっぱり、もう帰ろう。 踵を返そうとしたときだった。 突然、大きな声が聞こえた。 先に見える脇道からのようだ。 数人の男の声だった。 明らかに酔っていた。 脇道の奥には、飲み屋があるのかも知れない。 声は若く、テンションが高かった。 声は近づいてくる。 おそらく、由美が歩く街路に出るつもりだろう。 高揚した声のトーンからして、何ごともなくすれ違えるとは思えなかった。 拳法の覚えがある由美ではあるが……。 ひとりならまだしも、数人の男相手では危険だ。 ルールなどないわけだ。 男の膂力で掴まれたら、身動きが取れなくなる。 声はさらに大きくなり、乱れた足音も聞こえて来た。 猶予はない。 由美は、あたりを見回した。 むろん、隠れ場所を探したのだ。 あった。 隣り合う店舗の間に、隙間があった。 まさに、隙間としか呼べない。 横にならなければ通れない幅だ。 由美は、躊躇なく入りこんだ。由美と美弥子 3243 <目次> エロ本を拾った話
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