由美と美弥子 3232

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Mikiko’s Room
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2021-02-12 06:17:48
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これ以上、焦らすのも可哀想だ。 わたしは、クリトリスを囲った唇を、恥丘に密着させた。 空気を遮断する。 そして……。 思い切り吸引した。「あきぃぃぃ」 体外に出ている、いわゆる陰核は、クリトリスの一部分でしかない。 実際には、体内に埋もれた部位の方が大きい。 陰核を頂点として、逆V字型に2本の脚が伸びている。 陰核脚と呼ばれるその脚の先は恥骨に結合し、クリトリス全体を支えているのだ。 つまり、男性器に比すると……。 体外に出た陰核は、亀頭にあたる。 そして陰核脚は、陰茎に相当する。 男性の性感帯が陰茎にもあるように……。 女性の陰核脚も性感帯だ。 しかし体内にあるため、なかなかそれを認識できない。 AVを見ても、男性が責めるのは陰核だけというシーンが多い。 ほんとうは、陰核を中心とした部分を、複数本の指の腹で押さえ、楕円を描きながら押し回す方が効果的だ。 陰核脚に、伸縮刺激を与えられるからだ。 わたしは、槻本くんの陰核を赤子のように吸い立てながら……。 頭の重みをかけて唇を押し回した。「わっひー。 ダメ。 ダメぇぇぇ。 イッちゃう、イッちゃうから。 イッちゃうぅぅぅ」 いくらオナニーが上達しても、自ら陰核を吸い立てることは出来ない。 オナニーマニアの女性にとっても、クンニは新鮮な刺激なのだろう。 しかし、槻本くんの乱れぶりを目にしたわたしの胸には……。 ガス火のように、嗜虐の焔が灯った。 苛めたくなる雰囲気を持っているのだ。 ひょっとしたら、子供のころから、そうだったのではないか。 性に芽生え始めた男子にとって、妙に気になる存在。 わたしにも覚えがある。 とりわけて可愛くもなく、スポーツや勉強が出来るわけでもない。 目立たない大人しい女生徒。 中学のころのクラスにいた。 しかし不思議と、覚え立てのオナニーのオカズは、その女子だった。 当時はまだ、女性の性器がどうなっているかもわからない。 今のようにインターネットもない。 雑誌のヌードはまだ、ヘアさえダメという時代だ。 想像しようがない。 なので頭の中の映像も、そのあたりはぼやけていた。 それでも、毎晩繰り返し、その女の子の裸を想像したものだ。由美と美弥子 3231 <目次> エロ本を拾った話