由美と美弥子 3221

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Mikiko’s Room
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2021-01-27 05:34:38
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彼女は拘束されているわけではないのだ。 いつでも、この場から立ち去ることが出来る。 しかし、それをしようとはしていない。 腰が抜けているのだろうか。 志津子の指が、トランクスの前開き部から潜りこむ。 熟練の手業で、陰茎が捻り出された。「ちょっと。 何これ。 死んだ魚みたいじゃない」 当たり前だ。 部下の目の前というシチュエーションで、勃起できるわけがない。「でも、思いがけず……。 いい教材の登場だわ。 こういう普段の状態から……。 臨戦態勢への移行を見せられるんだから。 槻本さん、ちゃんと見ててね。 これが男性の普段の状態。 普段から勃ってたら、歩きにくくてしょうがないでしょ。 でも、セックスのときは……。 大きく膨れて硬くなる。 こんなの造った神様って、ほんとにスケベよね。 それじゃ、大きくしていきます」 志津子は、うなだれた陰茎を片手で握った。 情けないことに、志津子の拳から出た陰茎は、ぐったりと拳に寄りかかっている。 志津子は、そのままシェイクを始めた。 指と陰茎の間にわずかな隙間を作り、陰茎を振り立てる。 亀頭が上下左右に振れ、志津子の手の甲を打つ。 槻本くんは、まなじりが裂けんばかりに目を見開き、凝視している。 わずかに力の入った眉。 耳脇の解れ毛から覗く白い肌。 彼女はいつしか、少し前傾していた。 見下ろすわたしの視線が、胸元に潜りこむ。 さほど襟元は開いていないから、谷間も見えない。 いや。 もともと、谷間などないのかも知れない。 着衣の上からも、平板な胸部は想像できた。 事務服のベストを着ると、前面は真っ平らだった。 しかし……。 見たいと思った。 乏しい胸に、赤々と屹立する乳首を。「ほら、勃って来た。 槻本さん、わかる?」 陰茎はいつしか、志津子の拳の中で膨らみ始めていた。由美と美弥子 3220 <目次> エロ本を拾った話