女の心とオーガズム女がいつもさせてもらえない“満足”や、ひとりの時しか出来なかった“妄想”“願望”を思う存分できるのが女性用風俗CLUB passionである。風俗というカテゴリーに属しているが、風俗という枠にはとらわれない。『安心、安全に自分の性を楽しむ時間！』『自分とつながる時間！』俺たちは体を売っているのではなく、女が“だらしない”や“ふしだら”を自由に出来る時間、『女が女になれる時間』を売っているのである。セックスで満たされないのは、方法が間違っているからである。大切なのは「快楽」を求め与えることではなく、快楽が生まれる「仕組み」を作ることである。快感を呼び起こすには、何事も順番や流れがある！女は本能的に性エネルギーを開いて欲しいと願っている。しかし、女の心の奥は、緊張と不安でいっぱいである。男は女の心と体のバランスを理解して女の性エネルギーを解放してあげるのが、大切な仕事だと分かっている男は少ない。男が使う言葉は「女のエネルギーを解放するために、女を安心させ褒めるため」にある。前戯は会った時から始まっている・・・前日から始まっている・・・女が安心して、すべてを解放できるための環境を作るのが前戯である。俺が、この仕事を始めて良かったことはたくさんある。たくさんあり過ぎて、言葉にするのが難しいが、一番は、なんと言っても『出会い』である。この仕事をしなければ絶対に出会えなかった女たちとの出会い。そして、そんな女たちと濃密な時間を共有できたことである。俺は、これまでの20年間、1000人におよぶ女の依頼を重ねることで、多くのことを学んだ。俺が垣間見た世界は、普通の暮らしの中では、体験できないものである。女たちが、理性や羞恥心を超越し、神々しいまでに歓喜し官能する姿であり、罪悪感から解き放たれ、最後には「女神」へと昇華する姿。それは当の女自身も知りえないもの。セックスを極めた先に、もうひとつの新しい世界「女神のセックス」という領域があるのだ。セックスにおける潜在的な女の凄さは半端ではない。並の男では扱えるものではない。一度極上の悦びを知った女の、快感を貪り求める底なしの欲望。男は、その真実を知らない。セックスによって本物の官能を体験した女だけが知っているのである。実は、すべての女がとてつもない“性”の潜在能力を備えている。ただ、その能力が引き出されていないだけ。それは、どこまでも奥深い官能の世界を知ることで開花するのである。生殖期間を過ぎてもセックスができる生き物は、人間だけである。セックスが生殖機能以外に、連帯性や快楽性という側面を持つからこそ、人は生涯セックスをすることができるように神様が作ってあるのだ。誰かと触れ合うことでエネルギーチャージすることが、元気に生きていくために必要だから。生涯健康で過ごすためにも、また、パートナーとセックスでつながることで優しい関係性のまま長く一緒にいられるためにも必要なものである。性欲は、生きようとする本能！内なる生命力の表れで、なおかつ、人のもっとも人間らしい欲求の源泉である。女がセックスしたいと思うのは、だれかを愛したい時。だれかに愛されたい時。ひとりが寂しい時。つまり、心の欲求である感情が先に起きて、肉体的快感の欲求は、それが救われたあとから喚起される。心と身体が密接に結びついている女の本質を考えると「寂しいから人肌を求める」ことは、ごく自然のことである。女ならだれでも覚えがあると思うが、人との触れ合いが絶たれた時の、どうしようもなく悲しい気持ち。男の肌に安心感を求める、祈るような気持ちを・・・こうした女特有の人恋しさまで、男の射精欲と同じ『性欲』と扱うことで、すべての歯車が狂ってしまったのである。 ひとりでは満たされない男は『勃起・挿入・射精』この3つが、セックスの定義に絶対必要な条件だと思っている。実は、女もそう思っている！でも、これは全部、男性器（チンコ）の話である。つまり、男が考えているセックスは“男主導のセックス”なのである。だから、女はどこまでいっても、男性器（チンコ）に気を使わななくてはいけない。『男を勃たせてなんぼ！射精は終わりの合図！』「痛いって言ったら萎えちゃうんじないか」「次がないんじゃないか」そういうところで、自分の我慢とか、本音を言えなくてどんどんズレが生じていく。「自分が我慢すればいい」という女が多い。女は「我慢」で出来ている。相手が喜んでいるんだから・・・自己犠牲心を発揮して、それが“愛”だっていう概念を植え付けられている。『耐えることが美徳』みたいな“愛”を、都合のいいように解釈しているだけである。そこに本当の女の幸せがあるのだろうか？こういう弊害を及ぼした原因の1つに、最近の女性誌の『セックス特集』が影響しているように思う。「カレを欲情させる」「カレを喜ばせる」「カレに満足してもらう」そんな記事が飛び交っているのである。『女は男のセックスに支配されている』ここに気づいて欲しい！男の都合のいい“愛”から抜け出して欲しい！「セックスは、されるものから、するものへ」と意識を変えることが大切。ほとんどの女は、本気を出さないで終わってしまう。女も、自分が楽しむためのセックスという風になって欲しいと願うばかりである。女の性欲は、快楽性と他人とつながりたいという集団欲の一端でもある。そこには、肉体の深い快楽と心の救済がある。逆に、どちらか一方だけを満たそうとしても片手落ちである。性欲は完全に満たされることなく、孤独感はいつまでも心身でくすぶりつづけてしまう。「女の歓び」という言葉は、性的な意味合いを込めて、古くから使われている。愛する男がオーガズムに導いてくれた時、女は、ほのかになにごとにも代えがたい幸福感を得る。これはどんな世の中になっても、決して変わらない真実である。女がセックスに悩んでいるとしたら、理由はおそらくここである。女はだれでも「女の歓び」を知りたいのに手が届かない、それに悩んでいるのである。女の性欲は、快楽の一面だけでは語り切れない精神性の高いものでもあり、年齢が高くなるほど知的なエロスへと進化していく。オナニーで得るオーガズムは、イメージの中で濃厚なエロスの世界を作り上げられば、1人でも深い満足に到達できる。でも、それのみでは、やはり満たされない。むしろ、よけいに人恋しさを増幅させることも少なくない。オナニーでイッた後に押し寄せる虚しさが、それである。かといって、セックスレスを含んだ夫婦間の性の不一致、恋人との気持ちのすれ違い、セックスフレンドの位置付け方など、男女関係があればあったで、思い通りにならない。いつも問題は山積みである。現実問題として、男とのセックスの調和には、出会いや“性癖”を含めてさまざまな問題や障害をクリアにしなければならない。ただ、セックスできればいいんじゃない！イキまくれば幸せなんじゃない！かと言って、虚構の優しさで満たしてくれる男は、後々、沼る。だが、だからこそ、女は最高の「女の歓び」を目指したいという願望を捨てきれない、とも言える。集団欲は、安心感への本能なので、到達しない限り、どこかに不安を抱きつづけたり、自分を誤魔化しながら生きることになる。女と夢のようなセックスをしたいと思っているのは、男も同じだ。そして、知的な男ほど、女に「女の歓び」を与えたいと思っている。男女ともに望んでいながら、夢のようなセックスになかなかめぐり合えないのは異性間のセックスに対しての認識の誤解に原因があるようだ。セックスがしたいんじゃなくて、好きな男と抱き合いたい。気持ちよくなりたいんじゃなくて、自分をしっかり見てくれるって感じたい。イキまくりたいわけじゃなくて、この人の前で乱れた狂ってもいいと思いたい。大切にされているって肌で感じたら、女は満たされるのである。しかし、残念ながら、そんな『女の本性』を扱える男は、希少である。