由美と美弥子 3032

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     女教授は、少年の脚元にしゃがみこんだ。 和式便器を使う姿勢だ。 股間は剥き広げられているが……。 残念ながら、そこは誰にも見えないだろう。 観客席にも由美たちにも、女教授は真横を向いていたからだ。 クーパー靭帯の切れた乳房が、鳩尾のあたりまで垂れていた。 女教授の眼前には、勃起しきった少年の陰茎があった。 亀頭は、痛々しいほどのピンク色だった。 女教授は、カラオケのマイクを持つように、陰茎に手を掛けた。 女教授が、チラリと真上を見あげた。 少年の表情を確かめたのだろう。 少年は、目元こそ見えないが、表情を歪ませていることは明白だった。 女教授はニヤリと笑うと、亀頭に首を伸ばした。 長い首ではないのだが、まるでろくろ首が伸びたように見えた。 亀頭は、一瞬で女教授の口中に隠れていた。 唾を絡めるらしい頬の収縮の後、挿出が始まった。 いきなり、加減のない厳しいストロークだった。 少年の後方では、万里亜が尻を振動させ続けている。 輪郭の消えた尻からは、ブーンという電磁音さえ聞こえそうだ。「あ、あ。 ぃ……。 いっちゃう。 いっちゃう。 いっちゃいます! いっちゃいます!」 少年が声を裏返した。 女教授が、亀頭を吐き出した。 亀頭を眼前に翳したまま、片手で陰茎への擦過を続ける。「あっ。 あっ。 いく。 いく。 いく……。 あがっ」 少年が射精した。 すごい勢いだった。 蛇口を捻ったようだ。 真っ白なスパイラルは、真っ直ぐに女教授の顔面を襲った。 女教授の目が、一瞬で消えた。 顔の上部が、白濁液に覆われたのだ。 間断を置かず、第二弾が噴出した。 女教授の高くない鼻が埋もれた。 流れた白熱の溶岩は、裾野の唇も呑みこんだ。 女教授の唇が開き、突き出た舌が白濁液を迎える。由美と美弥子 3031 <目次> エロ本を拾った話
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