女がセックスを遠ざける理由最近は、麻里奈のような「セックス嫌いな女」が増えている。「好きになれない」「セックスが苦手」「気持ちよくなれない」という女まで含めるとかなりの数の女たちが「セックスに自信がない」などの悩みを持っていると思っていい。今までは性に対してオープンに話せる場が少ない時代であったため、このような女たちの意見は表に出てこなかったのだろう。もしかしたら昔からセックスが苦手という女は、多数存在していたのかもしれない。性に関する話がタブーとされる環境で育った女たちの多くは「セックス＝いやらしいもの・汚いもの」というイメージを持っているのも、セックスに苦手意識を持っている原因のひとつになっている。しかし最も大きな原因は、男女の本能の違いによるものである。女は子供を産み育てる性なので、本能的には、セックスよりも防衛本能の方が強くなる。また、女はホルモンの影響を大きく受けるので、体調が安定しない。体調によって気分が乗る日と乗らない日があるのを理解しないといけない。女のココロと体はとても繊細で少し気になることがあっただけで、その気になれないこともよくある。女がセックスを苦手と思う原因ベスト5① トラウマ（過去に深く傷つく出来事があった）男に暴力的なセックスをされた、または気が乗らないときに無理矢理されたなど、一度怖い思いや嫌な思いが、生理的な嫌悪感となって、セックスそのものが嫌いになる。② 妊娠したくないきちんと避妊して基礎体温を測っていたとしても、セックスをすれば望んでいない妊娠をする可能性はゼロではない。それが怖くてセックスをなるべくしたくないと考える女もいるだろう。男と違い、女は実際に自分の体の中に生命を宿す。そのことから、女の望まない妊娠への恐怖感は、男よりずっと大きいものである。③ 気持ち良さがわからない女がセックスを苦手だと思う原因の中で、一番多いのがこの「気持ち良さがわからない」ということである。気持ち良さを感じない理由は、肉体的なものと精神的なものがあるが、女側の原因だけとは限らない。女が気持ち良くなるためには、相手に安心感を感じ、リラックスする必要がある。その上で性的興奮しないと、感じるものも感じない。それを男側が軽視している場合、相手の配慮が足りないだけという可能性がある。④ 自分の体に自信がない自分の体に自信がないという女は多いだろう。体を見られるのが恥かしいという理由で、セックスに苦手意識のある女もいるだろう。しかし、案外男は女が気にしているほど体型を気にしていない場合もある。どうしても気になるようなら、そのことを相手に伝えて、部屋を暗くしてみるのもいいかもしれない。⑤ 性欲があまりない性欲は個人差があるので、性欲がもともとあまりない、という女もいるだろう。女は一生を通じてホルモンの影響を受け続けるので、1ヶ月のうちでも、性欲がないときとあるときの差が生じる。また、年齢や時期によっても変化する。もし「私はセックスが必要ない」という人生を選ぶのなら何も問題はない。でも、パートナーがいたり「私にはセックスが必要」という人生を歩むのなら、これを克服しない限り、女の本懐を遂げることはできないのである。大切なのは、パートナーときちんと話し合うことである。自分がなぜセックスが嫌いなのかを、しっかりと自分で理解し、相手に伝えるようにすることが大事だが、関係が壊れてしまう可能性もあり、なかなか言い出せない女が多いのも事実だ。「今を変えたい！」踏み出してみたものの、動き出したら怖くなり過去に引っ張られる。長年染み付いた性質はそう簡単には変わらない。ならば「決めた」方向に向かって行動し続けるしかない！本来、女は心もカラダもとても強い生き物である。“快楽”というご褒美を貰えないわけはないのである。誰かに求められた自分ではなく、なりたい自分になる覚悟！そうすると不思議なほど“今”が、どんどん更新されていく。今を変えることによって“過去”を変えることができる！どんな“過去”にも感謝することができるのである！『究極の自己開放』とは麻里奈は1回や2回の依頼で、克服できるほどの柔軟さはなかった。初回の依頼は、ほとんど時間をヒアリングに割き、プレイに挑んだが、問題が浮き彫りになった。3回目の依頼では、俺が出した課題の確認をしていく。麻里奈は、男性経験がないままナースになり、患者の性器を見たり、汚物を処理していくうちに、自分の性器に嫌悪感を抱くようになった。仕事では割り切って何でもできるが、プラベートでは別だった。もうひとつの事件は、小学校の低学年でオナニーを覚え、母親に見られたことである。激しく叱責され、それ以来、自分で触ることもなくなったという。俺は麻里奈に、2つの課題を出した。① レディコミや官能小説を読んで自分の性癖（好きなこと）を見つけること。② 自分のマンコを鏡に写して「キレイ」とつぶやいてオナニーをすること。一通り確認した後、「なぁ、そしたら勃起してるチンチン見せたろか？」「見せて欲しい、おチンチン見せてくださいって、ゆうてみ！」と言うと麻里奈は、答えれず見つめて黙ってしまった。「ほんならええねんな？見ないんやな？」再度確認していく。「いやだ、みたい・・・みたいです」と言うと、「こっちは本気やのに麻里奈は違うやろ！逃げてるやろ？」と返した。なかなか言えず、でも見たくて、俺の目を見ながら小声で言うと「だめ！もっと大きい声で」と促した。そこから麻里奈のスイッチが入った気がする。チンコを出すやいなや、大きな口を開けて頬張った。麻里奈は俺の左手をぎゅうっと強く握りながら、右手と口で音を立てながら口に含んでいる。「麻里奈はコレ好きなんやろ？俺と色んなしたいこと妄想してきたんやろ？」と言うと、喉の奥の奥まで挿れ込み、えづきながらも一心不乱に続けていた。麻里奈はどんどん入り込んでいった。俺の言葉が上から聞こえてくる。聞こえる息と喘ぐ声・・・気持ちよくなって俺の身体が動く・・・俺がしていることと動きすべてが、麻里奈の気持ちいいに繋がっていく。こんな感覚を受け取れるのも俺に“安心”しているからである。途中でいきなり麻里奈の髪を掴んで引き上げ「もっとこい、もっと！」とイマラチオ状態にした。「今、いやらしいことしてるんやなぁ」と言うと涙目でうなずいた。後ろめたさ指摘されているのに、口の中はどんどん気持ちよくなり、イキそうなっている。俺に抱きしめられて、今まで出したこともないような気持ち悪い声で唸っている。みっともなくてダラシナイ姿なのに、それが麻里奈が最高に気持ちよくなっている姿である。「ホントは好きな人とこういうのができたらええねんけどな！」と言うと、麻里奈は顔を横に振った。言われた後から涙がまたどんどん出てきて、俺にしがみついて泣いていた。シクシク泣くんじゃなく、わぁわぁ声を出して泣いた。「いいよ、いいんやで。もっと泣いて。大声出して！どんどん出てくるからな全部出し切ったらまた、頑張れるからなぁ」その言葉に全部を預けて泣いた。こんなに誰かにしがみついて、頭を撫でてもらいながらぎゅっと抱きしめられて、子供のように泣きじゃくたのは初めてだった。麻里奈の頭が、まだ朦朧としている中で「調教したるからな」と言うと、その言葉に反応して勝手に腰がガクガク動き出す。麻里奈が「怖い」といっても「大丈夫や、怖いことせえへん」と言い返した。実はこの言葉で麻里奈は救われたと思ったらしい。俺がすべてを受け入れているという安心感と、この人の前ではどうなっていいという信頼感が強くなったという。麻里奈の身体を洗いながら「剃毛てしたことあるの？」と聞くと「もちろんあるわよ」と答える。「えっ、患者さんて勃起するん？」「若い子は勃起してるけど私たちはいちいち興奮しないわよ」会話を続けていくうちに「じゃぁ～今日は、俺が剃毛してあげるわ」と言いながらバスルームで麻里奈のマンコをパイパンに仕上げた。俺と会うまでは、自分のマンコすらまともに見もしないクモの状態。初めて剃毛されたマンコをじっくり見たらムラムラしてきて今まで心の奥に閉じ込めていた性欲が爆発したのである。性の開放は、究極の『自己開放』である。タガが外れた時、今まで抑え込んできたコトはふわっと軽くなり、自意識や拘りやトラウマもどうでも良くなってくる。性的に開放されると少しずつ生きやすくなるのである。～つづく～