性的トラウマをぶっ潰せ！トラウマとはいわゆる「心の傷」と言われるものである。過去にひどく傷ついた経験があり、心がそれらを受け入れることが出来なくなってしまい、トラウマ化してしまうことがある。犯罪被害、事故、自然災害、虐待、DV、ハラスメント、いじめなどがその代表例である。それらが原因となり、さまざまな症状が出てくるときがある。トラウマ場面のフラッシュバック、過度の不安、極度の緊張、恐怖、不眠、抑うつ、トラウマと関連することを回避する、否定的思考、同じことをぐるぐる考える、凍り付いたように動けなくなる、感情のマヒ、などがトラウマの症状である。それらトラウマの症状が一定期間以上も続き、かつ日常生活に支障をきたしてしまうと、PTSD（心的外傷後ストレス障害）と言われるものになる。だが、ほとんどの人は努力で乗り越えたり、上書きが出来たり、気心のしれた人に、聞いてもらったり、愚痴を言ったりすることでトラウマにはならない。しかし、それが性的なトラウマになると、なかなか人に打ち明けることが出来なくひとりで抱え込むことが多いのが現実。性的トラウマが長期化してしまったり、何度もフラッシュバックして日常に支障をきたすようになってしまうととても辛いものである。性欲はある、好きな人がいる、恋愛したい、愛されたい、抱きしめてもらいたい、性的な欲求があるのにトラウマが邪魔をしてなかなか出来ない、何度も思い出してそのたびに辛くなる、そうなっているとしたら、トラウマを解消して楽しく生活を送りたいと思うのが普通だろう。しかし嫌な記憶というのは簡単に忘れられないし、思い出したくないと思うほど、意識して思い出してしまうものである。ここでトラウマに関して貴重なデーターがあるので書いてみよう。1994年4月、人口730万の東アフリカの小国ルワンダで、わずか100日の間に100万人以上が虐殺されるという大規模な集団殺戮が起きた。『ルワンダ虐殺』である。犠牲になったのは少数派民族（人口15%）のツチ族で、加害者は多数派民族（同85%）のフツ族である。目の前で、親、兄弟、パートナーや恋人を虐殺されたり強 姦され、PTSDになった人々が9年後の2013年にどうなっているかを調査したものである。61%の人たちはトラウマに苦しみその後の人生が変わらなかったのに対して、39%の人たちは、新しい人生を見出し、自ら人生を変えていた。創造性が上がったり、新しいビジネスを構築させたり、アーティスティックな活動をしている人もいた。彼らは、その悲しい事件の前より、人間関係を良好にし、精神的にタフになり、人間的な深みが増し、人生の幸福度が上がっていた。そしてみんな口をそろえて「あの事件のおかげで今の人生がある」と言った。自らトラウマを力に変えたのである。大阪駅の高架下に車を停めて、麻里奈を待っていると、申し訳なさそうに歩み寄ってきた。今日は麻里奈の4回目の依頼である。大阪の南の方の生まれの麻里奈は、大阪駅近辺の土地勘がなく、毎回待ち合わせ場所までなかなか辿り着くことが出来ない。「なにしてんの？」と聞くと「また、なんか迷ってしまって」と答える。お決まりのパターンを終え、ラブホテルに向け車を走らせた。フロントで部屋を選び、エレベーターに乗るやいなや、顔を引き寄せキスをすると、それだけで恍惚の表情を浮かべ、その場に崩れ落ちそうになる。部屋に入りソファーに座らせ、コーヒーの準備をしていると、地元で有名なスイーツ店で買ってきたという、美味しそうなケーキをニヤニヤしながら用意している。ふたり並んでケーキを食べながら近況報告。普通の会話から、だんだんと性的な会話にシフトしていく。「今日はどうないたいん？」というと「いっぱい気持ちよくなりたい…」と目を潤ませながら答えた。「またダメだしするで？」と麻里奈を上から下まで見つめていると、これから起きることを妄想し始めた。「あっっ…きた。この目でやられた。見て欲しくないけど見て欲しい。醜い身体だけどナオトさんに見て欲しい、触って欲しい・・・」麻里奈はドキドキしながら、『今日は何をされるかの期待』で胸が張り裂けそうだった。性的願望を育てる『で気持ちよくなりたい』『自分がどこまで気持ちよくなれるのか知りたい』自ら気持ちよくなれることを知れことで、誰かに依存しなくてよくなる。依存ではなく本当に好きな人を選べるようになる。それは自分を好きになることに繋がるのである。「スカートめくってパンツが見えるように脚開いて」と促すと、恥ずかしさと嬉しさが入り混じった表情で、震えながら脚を広げる。今までなら絶対しないようなことをしている自分になんだかぞわぞわしてきてさらに興奮は増していく。どこにも触れずパンツ越しにワレメをじっと見ていると、悶えながら「早く触ってぇ」と懇願する。まだどこにも触っていないのに、前回の依頼で剃毛したマンコに食い込んだ黒いTバックは愛液の泉の中に沈んでいた。「めちゃ濡れてるな～！こんな濡れたパンツで帰るんか？」麻里奈をさらに追い込んでいった・・・触らない方が興奮は育つ！刺激を快楽に変えるには、興奮を高めることが大切だというのが大前提である。興奮を高めさせる為と持続させる為には細かいテクニックがたくさん必要になる。でもそのテクニックは細かくて、当たり前のことだが、地味な作業で、なかなか普通の男は興味を示さない。にすごいテクニックや離れ技なんて無いのである。女は上手い相手にイカせてもらうのではない。男も相手をイカせられるようになるのではない。イクか、イカないかを決めているのは受けている側である。この相手との行為でイクと決めた受け手側が、そのキー（鍵）を預けてくれることがあるだけ。そして受け手側は、その刺激を上手に預かって上手にアクセルを踏む。この人で感じたい、この人でイキたいって思うからハグでもイキそうになる。俺たちがイカせている訳では決してない。だから、俺とのプレイの中で、自らを解放して感じている女には感謝しかない。「俺を選んでくれて、ありがとう！」って感じである。俺は、初回の依頼から、麻里奈の状況を一通り見てプレイに入り、終わってから、次の課題を与えた。「直したら良くなるところ」「麻里奈が女としてやるべきこと」をちゃんと教えて気付かせるようにしていった。麻里奈は回を重ねるたびに、それに自ら応えたくなって、俺との約束が増えるのが嬉しくなっていくのであった。麻里奈のようにな強い性的トラウマを持っていると、普通の男女関係の中で改善するのは非常に困難である。俺たちのように、性的なことを仕事にしている者に身を任せた方が簡単だと言うこと。女の性的トラウマの原因① 心理的ブロックの問題性的な心理的ブロックとは、ココロがに対してNOと言っている状態である。頭ではそう感じていなくても無意識レベルでは汚らわしいもの、快感を感じるのはいけないことなど、ココロがNOと言っていると快感を感じるはずの神経にもブロックがかかってしまう。② 身体の器官の問題女性器がでの刺激に慣れていないと感じるものも感じない。濡れない、性交痛なども含まれる。③ 相手のテクニック問題世の中には残念ながらAVという間違いだらけの教典が横行している。激しい手マンや過激なピストンを、女が喜ぶと勘違いしている。女が本当に感じるセックスを理解せず、そんな男に合わせて演技で気持ちいい“フリ”をしてしまう。トラウマを解消するには、過去のショックだった出来事と恐怖心を切り離してあげることが大切である。特に、人に話すと言うことで客観的に捉えることができ、出来事と感情を切り離しやすくなり、整理ができるようになる。パートナーには話しずらい、友達や家族には相談しにくい性的な悩みや不安も、俺たちには話しやすいということである。何かを改善したい、大きく変えたいときは、何かを足そうとするのではなく止めることを探してみる。やることや考えることを減らしてシンプルにしていく事で本質に近づくことがある。『性的な願望』は持っていますか？「気持ちいい」を実現したいなら『心』の奥の方に潜むドロっとした感情を使って自問自答してみて下さい。これまで誰にも言えなかったこと、いやらしい欲望を聞かせてください・・・それが『性的トラウマ改善』『不全の改善』の近道である。～つづく～