由美と美弥子 3154

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    ■ いつものように昭夫を送り出し、ひとりになった。 こんなとき思うのは、やはり吉崎さんの気持ちだった。 ほんの数ヶ月前までは、吉崎さんも、わたしと同じような毎日を送っていたはずなのだ。 しかし、ご主人に膵臓癌が見つかり……。 それからはあっという間だったという。 未だに信じられない思いがあるのではないか。 ひょっとしたら今日もすでに、ビールの缶を開けているかも知れない。 いくらなんでも、そんな毎日では身体を壊してしまう。 わたしが話相手になれば、少しは気も紛れるだろう。 ちょっと行ってみよう。 ちょうど、昭夫が会社からもらってきた葡萄がある。 実家が葡萄農家の工員がいるらしい。 知らなかったが、このあたりは葡萄の名産地なのだそうだ。 葡萄をザルに載せ、玄関を出る。 隣の扉の前に立ち、チャイムを押そうとしたが、止めた。 ドアノブに手を掛ける。 やっぱり鍵が開いていた。 何度か訪ねるうち、彼女が玄関に鍵を掛けないことに気がついた。 わけを聞いたら……。 夫が帰って来そうだから締められないとのことだった。 改めて、愛情の深さに心を打たれた。 しかし今は、チャイムが鳴っても、飲んでいれば居留守を使うこともあるそうだ。 ということで、黙ってお邪魔することにした。 玄関を入ると、吉崎さんのシューズが出ていた。 買物に行くとき履くという、ぺたんこ靴だ。 重いビールのパックを持ち帰るのに、ヒールのある靴は怖いのだと云う。 この靴があるのなら、家にいるはずだ。 今日も、そのビールを飲んでいるのだろうか。「吉崎さーん」 いちおう、声を掛けた。 応えはない。 奥の和室にいれば、玄関の声は聞こえないだろう。 黙って框をあがる。 やはり、キッチンにも姿は見えなかった。 また、仏壇の前で飲んでるのだろうか。 葡萄のザルをダイニングテーブルに置き、奥に向かった。 和室の引き戸に手を掛け、声を掛けようとして……。 固まってしまった。 中から、声が聞こえた。 明らかに吉崎さんの声だった。 しかし、普通の声ではない。 喘ぎ声だ。「ひぃぃ。 あなた……。 そこ、いい。 いぃ……わぁ」由美と美弥子 3153 <目次> エロ本を拾った話
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