女の性欲をなめてはいけない！俺たちの仕事は、女の性欲に支配されている今の貴女の性欲は、純粋な性欲ですか？セックスをしたいと思える相手と、興奮するセックスをしていますか？性欲って何？純粋にカラダが欲しがる性欲！肉欲を満たす性欲！気持ちよくなりたいから？ 快楽が欲しいから？自分の“女”という価値の確認？ 寂しさを埋めるため？女としての悦びを得たいから？愛されたいから！ 満たされたいから！ つながりたいから！さらけ出したいから！ 壊れたいから！ ぬくもりが欲しいから！すべてを忘れたいから！認められたいから！イキたいから！心の侘しさから生じる性欲カラダの侘しさから生じる性欲男とのセックスという精神安定剤女として生まれて、どこまでもゾクゾクさせてくれる男とセックスしたい！どこまでもつづく官能の渦に溺れたい！性欲そのものがない？女の感情は繊細で複雑なもの、本当の部分は判別つけにくいもの性欲を満たしたいから・・・性欲を満たしたいけど・・・女は我慢で出来ている！女は、ほんらいワガママな生き物。すべてに従えばいい・・・俺は30歳からこの歳になるまで長年にわたり女の性的な依頼を受けてきた。その中で、数々の『淫乱女』『変態女』と接してきた。おかげで、俺の好きな四文字熟語は『淫乱熟女』になった（笑）淫乱になることや変態が「許される」のは、他人に迷惑をかけないことが大前提。それを受け入れてくれるのは、赤の他人ではなくて、そういう役割を仕事にして自分自身も許されている男か、性のパートナーだけである。だからこそ希少で有難くて、自分のことも許せるようになって生きていける。俺がいう「淫乱」とは？『女が性的に乱れ、本能のままセックスを楽しみ、快感をむさぼる様子』俺がいう「変態」とは？変質者とは違う！！『理想のセックスに対して具体的なイメージ（性癖）を持っている』こと。性に対しての探究心が強く、想像力（イメージ）と創造力（クリエイト）に長けているということである。それがインテリ女史や高学歴者に変態が多いという由縁でもある。その淫乱性や変態性の前提になるのは「性欲」である。性欲というのは、生殖本能に根ざした、人間の自然の欲求で、男女を問わず、だれでも持っているもので、決して恥ずべきことではない。男女の性欲の違いは、男の性は、生得的というか生理的な作用が大きいのに対して、女の場合は「学習」、つまり経験によって作られる性。 その具体的な例として、性反応の違いを見てみよう。性的な快感が最高潮に達した状態のことが「オーガズム」だが、男の場合は、思春期の童貞少年でも高齢者でも、いわば一つの生理現象として射精すれば一様にオーガズムの感覚が得られる。一方、女は十人十色というか、『一人十色』クリトリスでもイケなかった女が、どこでもイケる、いつでもイケる、何度でもイケるようになる。性の経験によって感覚がどんどん目覚めていくのである。「女の性は相手の優しさやテクニックによって作られていく工芸品である」という表現があるが、いずれにしても、経験を重ねることで、より豊かになっていく、無限の可能性を秘めた性。それが女の性の姿である。この違いを知らないために、男の一方通行な行為に終始してしまう。女をバイオリンの「ストラディバリウス」に例えるなら、名器というものは其処に置いて眺めていても、なんの価値もないのであって、やはり鳴らせてみて音色を聴いてこその名器なのである。これは、良き反応、感受性の良さを含んでの言い方でもある。つまり、女の快感の深さを、男が認識してこそ『女の性』が完結することになる。マンコの可能性に年齢は関係ない！しかし、現実を見てみると、『女の性』を理解できている男は少ないということである。「それ、宝の持ち腐れやな～！」と言ったのは俺だった・・・この一言が、女に「安心」と「希望」を与える。女って、本当に凄いと思う！女たちの依頼で、寄り添う側の俺が感動して心が震えるときがある。可能性が引き出されていく瞬間は、顔つきから表情までが「ふわぁ～」と変わっていく。「もう大丈夫！これからがスタートやね！」「オンナ」であり続けると決めた女に年齢は関係ないし、むしろこれから開花する可能性の方を強く感じる。みんな本当は素晴らしいマンコを持っていて、使い方を知るか知らないだけ。「女に生まれたから大変な思いをした」というより「女に生まれて良かった」と笑っていられる、そんな女がひとりでも増えたら良いなと、俺は思う。俺たちを依頼する女たちの要望を見てみると、『オーガズムを知りたい』『夫とのセックスが苦痛』『セックスレスで』など性欲の解消が多いわけだが、必ずしも性欲が原動力になっているわけではない。『女の性欲は40代から二極化する！』というのは俺の持論である。「セックスはもう卒業」と思う女と「これからまだまだセックスを楽しみたい」と思う女と、大きく二極化する傾向にあるのが中年女の性である。依頼する中高年女たちの話を聞くと「年上の彼氏が勃たない問題」や「夫が中でイッてくれない問題」に悩んでることが多く、自分たちはどんどん性欲が増すし、濡れなくても潤滑剤が有ればいいしラッキー！くらいに思っている女は多い。ところが、ここ数年、特に「性欲がない！」「セックスて何が良いんですか？」と言う女からの依頼が多くなっている。40代でも性に奔放で、はっきりした性癖を持ち、たくさんセックスをして、素敵な下着を身につけコスプレを楽しみ、50代でもAVを観ながらオナニーして、60代で初めてオーガズムに達し、淫らなかぎりを尽くした性を楽しむ女たちを見てきた俺にとって意外なことだった。俺がこの仕事を始めたころ「性欲がない」女からの依頼は、思いもしなかったのである。男の場合、性欲が無いのに風俗に行くなどは考えにくい。男が風俗に行くのは「射精したい！」「セックスしたい！」という『性欲』が原動力になっている。性欲がない男は、家で寝ているはずである。では、女の場合、性欲が無いのになぜ女性用風俗を利用するのだろうか？なにを俺たちに依頼するのだろう？男性なら、年齢とともに変化していくとはいえ、ほぼオーガスムを伴う射精への欲求と言ってよさだ。では女性は？男同様、オーガスムへの生理的欲求だと、すでに定義されているのかもしれない。でも、オーガスムといっても、「ああ、あれね」と言える人もいれば、さっぱりイメージできない人もいる。オーガズム自体が、男と違って目に見える現象ではないし、認知度・体験度もまちまち。むしろ定義に添わない女のほうが大多数である。女にも性欲があるという見解が、今では常識である。女が男の所有物でしかなかった時代から、世の中が大きく移り変わって、女の意思や感性が広く認められるようになったことは、とても喜ばしいこと。では今の時代にも「イキたくて」とセックスをする女性がどれくらいいるかといったら、実際には少数である。大多数の女は、やはりオーガズムを求める以外の感情によって、セックスへと駆り立てるのである。性欲があるから、俺たちに依頼する。性欲が無いから、俺たちを依頼する。そんな『女の性欲の謎』に迫っていきたい・・・～後編につづく～