由美と美弥子 3135

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Mikiko’s Room
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2020-09-25 05:39:42
男は、痩せた尻に両手を掛けた。 腰骨の尖りを手の平に感じる。 しかし、薄い肉は暖かかった。 生きている。 自分も、この女も。 男は生の喜びを、女の胎内深く突きこんだ。「あひぃ」 突く。 突く。 突く。「あが。 あが」 昂奮が、男をあっという間に沸点に引きあげた。「で、出る」 男は、腰を捻って陰茎を抜いた。 女性の尻を軽く叩く。 これでわかるはずだ。 あのときの彼氏がやった仕草だ。 思ったとおり、女性は反転しながら身を沈めた。 カーペットに正座する。 女性は、両目が寄るほどに陰茎を眼前にしていた。 男は陰茎を握った。 扱くまでもなかった。 皮を剥き下げただけで、亀頭が膨れた。「わきゃ」 精液が噴出する。 女性の眉間に命中した。 一瞬閉じた目が、すぐに開いた。 射出口を凝視しているようだった。「ぅわきゃ」 第2弾は、鼻梁に貼りついた。 細い鼻筋を、練乳が溶け流れる。 鼻先から、鍾乳石のように垂れ……。 ぶらぶらと揺れた。「はが」 第3弾は、ようやく女性の顎まで届いた。 しかし、女性の顔が見えたのはそれが最後だった。 男の視線が跳ねあがったのだ。 白い天井材が、視界いっぱいに広がった。 急激に遠ざかる。 尻に衝撃を感じた。 腰が床に落ちていた。 自分は今、たぶん笑っている。 満足感が、男を満たした。 男の身体は、その温かな海に、ゆっくりと沈んでいった。由美と美弥子 3134 <目次> エロ本を拾った話