天性の、恥ずかしい性癖 第193話:『保護者会サークルの闇 ~新しい命には熱心なのに、子育ては他人任せ~』

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    排卵日だけ本気、日常はママ友狩り 免鳥学園では近年、「PTA廃止論」が急速に勢いを増していた。 きっかけとなったのは、SNSやママ友界隈で半ば公然の噂となっていた「PTA不倫」の存在である。「打ち合わせ」「準備会」「反省会」――。 もっともらしい名目を掲げ、父兄たちは頻繁に顔を合わせる。 最初は確かに学校行事の話だった。 だが、“助け合い”という名の濃密な時間の中で、会話はやがて家庭の愚痴や夫婦生活への不満へと変わっていく。「最近、主人と全然で……」「うちも、 もう家族って感じしか起きなくて」そんな言葉が交わされる頃には、意識はとうに学校から逸れていた。 互いを見る視線は、保護者同士のそれではなく、男と女のものへと変質していく。 場所も、近所のファミレスでは終わらない。 やがて人目を避けるように、郊外のラブホテルへと移っていく。――そして午後二時。 免鳥学園近くの洒落たカフェでは、PTA母親たちがケーキをつつきながら、昼間とは思えないほど下品な会話を繰り広げていた。「……ねえ、聞いてよ、 あの田中さんの旦那、もう三回目だけど、正直飽きてきたのよね」主人公である「私」がスマホを弄びながら吐き捨てると、向かいの母親が目を丸くする。「えー、田中さんって意外とテクニック良かったんじゃないの」「最初はね、 でも毎回同じパターンでつまんないの、 『君の旦那より俺の方がいいだろ』とか言ってくるのが笑えるわ、 結局ただの寂しいおじさんじゃん、 もう見切りつけたわ、 最近は勢いも落ちてきたし、次探した方が早そう」すると別の母親が、面白がるように身を乗り出してきた。「次は誰狙ってるの、 今度こそ年下とかどう、 三年三組の佐藤くんのパパ、かなりイケメンじゃない、 奥さん、産後からずっと冷えてるらしいよ」「佐藤さんかぁ……、 でもあの人、PTA役員とか避けるタイプでしょ、 口説くの面倒そう」「大丈夫大丈夫、 『交通安全の立ち番、代わってくれませんか』って甘えた感じで画面を送れば、男なんてすぐ勘違いするって」三人は声を上げて笑った。 周囲の客が眉をひそめていることにも気づかない。私はその様子を眺めながら、わざと何気ない顔で水を向けた。「でもさぁ、みんな結局どこまで行ってるの、 口だけじゃないんでしょ」その瞬間だった。 まるで堰を切ったように、女たちが次々と“武勇伝”を語り始めたのは。「うちは去年の運動会準備の時かなぁ」「私は文化祭の打ち上げのあと」「え~、まだひとりだけぇ~? 私、もう三人目だよ」知らず知らずのうちに、彼女たちは競い合うように男との関係を暴露していく。その日の夕方。 免鳥学園から車で十五分ほど離れたラブホテル――「プレステージ・スイート」。部屋へ入るなり、「私」は田中の夫のネクタイを乱暴に引き寄せた。「早くして、 時間ないの」焦れているのは男ではなく、むしろ彼女の方だった。 服を脱ぐのももどかしく、スカートをたくし上げると、そのままベッドへ身を投げ出す。 男は興奮したように腰を寄せ、彼女もまた大げさな声を漏らしながら背徳感に酔っていた。 そこに愛情など存在しない。 あるのは、“禁じられたことをしている”という興奮だけだった。やがて行為が終わると、彼女は途端に冷めた表情へ戻る。「……もういいわ、 今日はこれで」男がまだ余韻に浸っている横で、彼女はスマホを取り出し、次の予定を確認していた。「え、もう帰るの」「子供の迎えあるから」それだけ言い残し、彼女は振り返ることなく部屋を出ていく。数日後。 再びカフェに集まった母親たちの会話は、さらに過激さを増していた。「やっぱり田中さんはもう卒業かな、 次は佐藤さんにしようと思って」「え、早すぎない」「だってぇ~ 同じ相手ばっかじゃ飽きるじゃん」軽薄な笑い声が響く。 その場にいたひとりの母親が、面白半分会話をスマホに録音していたことにも気づかずに。後日、その音声は『これヤバくない。 PTAママたちの実態』という軽いノリで、ママ友限定のグループ通信へ投下された。 だが拡散は一瞬だった。 別の母親からさらに転送され、やがて匿名掲示板や地域SNSにまで広がっていく。『PTA活動って不倫サークルじゃん』『子供より自分の欲望優先かよ』『真真面目にやってる保護者が馬鹿みたい』非難は瞬く間に燃え広がり、「PTA廃止論」は決定的なものとなった。 当然、田中の妻や佐藤の妻の耳にも話は入る。 学園では夫婦喧嘩や保護者の呼び出しが相次ぎ、空気は最悪になっていった。だが、主人公である「私」はスマホに並ぶ通知を眺めながら、小さく舌打ちしただけだった。「……チッ、バレたか、 まあいいわ」そして懲りるどころか、彼女の視線はすでに次の獲物を探している。免鳥学園のPTA活動――。 その実態は、子供のための共同体などではない。 退屈な日常に飽きた大人たちが、欲望と虚栄心を満たすために集う、背徳の社交場だった。そして今日もまた、“子供のため”という綺麗な看板の裏側で、誰かが建前を脱ぎ捨てていく――。>※完全オリジナル作品です。二次創作ではありません。#オリジナル #官能小説 #一次創作 #知佳の美貌録この話が気に入ったら、ランキングバナーをポチッと押していただけると励みになります。
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