イヴ 悪夢の標的 第18話 Shyrock作

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2025-06-26 06:14:26
まもなく廊下右側のドレッシングルームに案内され、上野の指示に従って白衣に着替えた。 イヴとしてはせめて着替えをする間だけでも上野には退室してもらいたかったが、上野は図々しくも監視目的と称してイヴが着替えをするのをずっと眺めていた。 脱衣というものは女性にとってたとえ好きな男の前であっても、正視されるのは好まないものだ。 それを上野に見つめられ、であった。 イヴが白衣に着替え終わった頃、上野は彼女を。「早乙女君、悪いがしばらくの間、目隠しをさせてもらうよ。それと両手を縛らせてもらうからね」「え・・・!?」 瞬間たイヴであったが、上野に逆らおうとはしなかった。(今日1日我慢すればようやく彼らから解放される・・・だから変に逆らって上野のなければ) イヴはそう考えた。 仮にここで逆らったとしても、この場から逃げることは不可能だろう。 まもなくイヴは、目には黒い布を巻きつけられた。 上野に手を引かれながらイヴは重い足取りで歩いた。 それから長い廊下を歩き何歩ぐらい進んだろうか。 上野が立ち止まるのに合わせイヴは足を止めた。(ギギギィ・・・) ドア開閉時の軋んだ音が聞こえてきた。 まもなくイヴの耳に男の声が飛び込んできた。 それは阿久夢の声であった。「ようこそ!早乙女君。よく来てくれた。さあ、皆さんがお待ちかねだよ。直ぐにベッドに上がりなさい」「み、皆さんって・・・!?ええっ!!会長以外の人もいるんですか!?嫌です!それは絶対に嫌です!!」「いまさら何を駄々をこねているんだね。上野部長、早く早乙女君をベッドに寝かせなさい」「あ、はい」 上野は強引に嫌がるイヴを引き摺った。「いやぁ~~~!!なんて!!それは堪忍してください~~~!!」「上野部長、何をしてるんだね。皆さんがお待ちだよ。早くしなさい」 阿久夢に催促された上野はイヴに厳しい口調で迫った。「つべこべ言ってるとよ。いいのかね?さあ、早く横になりなさい」 大勢の男性の前でベッドに寝かされおそらく陵 辱される・・・それ以上恥ずかしいことなど考えられないのに、それでも上野の言葉には結局従ってしまう。 上野はイヴの細い腰に手をやりむりやりベッドに誘い込んだ。 イヴは言われるままにベッドに横になった。 目隠しをされていて何も見えないから不安は募るばかりだ。 周囲にはどんな人たちがいるのだろう。何人ぐらいいるのだろう。「部長、教えてください。周囲にいる人たちは誰なんですか?」「それは私が教えてやるよ」 突然阿久夢が言葉を発した。「やはり気になるかね?気になって当然だな。この人たちは我が財団の出資者の皆さんなんだよ。まあ株式会社で言うところの株主ってみたいなものだね・・・ふっふっふ、中にはおそらく君も知ってるであろう有名な議員さんもいるんだよ。まあ名前は伏せておくけどね。今日は“美人看護師のまな板ショー”と言う触れ込みで特別招待したわけじゃよ。ぜひとも美人看護師の悶え狂う姿を見たいとおっしゃってねえ。はっはっはっはっは~!」 周囲の男たちは今や遅しと首を長くさせてイヴのている。 中には露骨に舌なめずりまでさせている初老の男もいた。前のページ / 次のページ >>愛と官能の美学美人看護師のご開帳 imageこれまでの Shyrock様 投稿作品一覧官能小説『夜道』惠 一期一会シチリアの熱い風ありさ 割れしのぶ官能小説『人妻衣葡 黒い淫略』ありさ ブルースネイクありさ 悪夢の公衆便所官能小説『ただいま』官能小説『秘愛館“睡蓮亭”』人妻美穂と美大生ありさ できごころ蛇の毒危ない画像筒抜け未亡人衣蕪 如意棒ありさ 義父の視線クロス・ラヴ『人妻あや 悪夢の別荘地』ありさ CONVERSATION惠 CONVERSATIONまりあ 19番ホール「**ブルース (援助交際撲滅キャンペーン作品)」一葉の想いもえ カッペリーニ亜理紗 雪むすめ加奈子 悪夢の証書ありさ USJに行こう♪裕太君のおとうさん悪夢のナースコール静 シンデレラキャット美咲キャンギャル球 診察ありさ エゴイストな春いや! そんなもの挿れないでありさ 火消し無情ありさ 土蔵の濡れ人形