由美と美弥子 3117

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     肉のない尻の割れ目はぱっくりと開き、皺の収斂する肛門が剥き出しになっていた。 そしてその下方では、女性器が開いている。 表面を、水滴ではない滑りが覆っているように見えた。 下方で陰唇の結ばれる箇所には、茹でたイクラにも似た大ぶりのクリトリスが覗いている。 それが常態ではないことは、経験のない男にもはっきりとわかった。 ネットで、無修正動画をいつも見ていたからだ。 皮を脱ぎ落としたクリトリスは、明らかに膨張していた。「いいわよ、いつでも。 そのまま前進」 男は、ブリキのロボットのように、ギクシャクと歩を進めた。 陰茎は、真上を向くほどに勃起している。 このままでは角度が合わない。 男は、陰茎の背を指先で押し下げた。 そのままさらに前進する。 亀頭の先が、暖かいものにあたった。「う。 そこ、おしっこの穴だから。 もっと上。 お尻の穴に近い方」 亀頭を上方に滑らせると、ずぶりと切っ先が埋もれた。「そこよ。 そのまま腰を煽って」 言われるまま、尻を前方に跳ねあげる。 男の出始めた腹が、女性の尻まで届いた。「ひぃ。 いいわ。 あなたのサイズ、ぴったりかも」 男は、どうしていいかわからず、女性の背中を見下ろしていた。 背骨の浮いた狭い背中だった。 今、自分は、女性と性交している。 自分の陰茎が、女性の膣内にあるのだ。 まだ信じられなかった。 自分に、こんな瞬間が訪れるとは。「ゆっくり動いて。 出し入れ」 腰を後退させる。 陰茎が現れた。 ねらねらと濡れ光っている。 再び、腰を煽る。 陰茎は、鞘に収納されるように、女性の膣内に収まった。「どうやら……。 角度がぴったりすぎるみたいね。 ぜんぜん膣壁にあたらない。 どうするかな? やっぱり四つん這いね。 一旦、抜いてちょうだい」 言われるがままだった。 どっちが脅迫者かわからない。 しかし、年上の女性に指図されるのは心地よかった。由美と美弥子 3116 <目次> エロ本を拾った話
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