由美と美弥子 3112

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    「今度は、石鹸で洗ってあげる」 女性はシャワーを止めてフックに掛けると、ボディソープのボトルをプッシュした。 手の平で泡立て、男の肌に塗る。 泡の滑りと、女性の手の平の感触……。 男には覿面だった。「あら、勃って来た。 やっぱり若いわね」 女性の手の平が、陰茎を包む。 生々しい感触は、過酷なほどだった。「あ、あ。 そんなに触られると」「また出そうなの? 困ったちゃんね。 でも嬉しいわ。 わたしで、そんなに昂奮してくれるなんて。 まだまだ、女は終わってないってことかしら?」「彼氏だって、ちゃんといるじゃないですか」「そうね。 でも彼も、いい加減いい歳だし。 こっち側の人だわ。 だけど、あなたは違うもの。 別世界の住人。 34だっけ? わたしはもう離婚してたな。 ほほ。 そんなことはどうでもいいわね。 わたしから触ってばかりだと、また追い詰められちゃうわね。 じゃ、今度はあなたが洗ってちょうだい。 ほら、手の平出して」 女性は、差し出された手の平に、ボディソープをプッシュした。「よく泡立てて。 そう。 じゃ、塗って」 男は、両手の平を女性の脇腹に添えた。 両手の作る幅は、思いがけないほど狭かった。 女性の身体なんだと実感した。 泡のせいだろうが、肌に年齢は感じられない。「もう。 じれったいわね。 おっぱいも洗って」 女性は、両手で男の手首を掴み、真上に持ちあげた。「こんなに垂れちゃって。 花屋の修行で、立ったりしゃがんだりしてたせいかしらね。 昔は、ブラが合ってるかどうかなんて、気にもしてなかったし」 乳首のしこりを、手の平で感じた。 女性は男の手首を持ったまま、ゆっくりと円を描かせた。由美と美弥子 3111 <目次> エロ本を拾った話
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