セックスにオーガズムは必要なのか?イクことに拘る49歳主婦の本当の願望とは②

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40代で出張ホストになった男! 25view
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    オーガズムへのこだわり俺は、千鶴子に問いかけた「どうしてそんなにイクことにこだわるの?」「女だから・・・それがすべてじゃないでしょうか!」「捕捉するなら、快感を味わってみたいから。自分が『普通』だと思いたいから。いろいろあるでしょうけど・・・」ホテルに入り落ち着いて少したってから、千鶴子は、そんな風に答えた。50歳間近の主婦が「普通だと思いたいから」と依頼するには何か深い理由があるのかもしれない。親戚の紹介で知り合って男と結婚して18年、なかなか子供に恵まれず、ひとり娘は10歳になったばかり。3歳年上の夫は、とある有名企業の役員で、「見栄えや体裁ばかり気にするタイプ」千鶴子自身も働きたいと思ったこともあるが、夫に反対された。「妻の心をちゃんと見ない人なんです、娘には甘い父親ですけど、私に関しては『妻・母としてきちんとやっておればいい』というだけ。私をひとりの人間として扱ってくれない、ときどき感じます。」千鶴子が風邪をひいて寝込むと、絶対に同じ部屋に寝ようとしない。うつされると困るのはわかるが、「具合はどう?」というひとこともない。家の中のことをきちんとやっていれば、文句はいわない。昼間、何処に出かけようが、習い事を始めようが、千鶴子のすることには口を挟まない代わりに、興味も抱かない。2年ほど前に、学生時代からの親友に愚痴ったこともある。親友は、「ウチだって同じようなものよ。主婦って、セックス付きの家政婦だって誰かがいってたけど、本当よね~」とため息をついたが、千鶴子にはセックスさえなかった。その頃から、千鶴子はただの家政婦なんだろうかと真剣に悩むようになる。夫に飼われているだけの女なのかと・・・女として「不完全」を意識するようになった。夫は6年ほど前までは、月に数回、千鶴子を求めてきた。若いときから、おざなりで、自分の欲望を満たすためだけのセックスだった。「身体を貸しているだけ」と諦めて、いつも黙って目をつぶっていた。最後にセックスしたとき、夫は自分勝手に終わって、吐きすてるようにいった。「つまらない女やな!オマエは!」その一言を聞いたとき。千鶴子は後頭部を何かに殴られた衝撃を感じた。「そうか、私はつまらない女だったのか。だから夫に女として大事にされないのか」それ以来、6年間、夫は一度も求めてこない・・・外に女がいるかも知れないと疑ったこともあるが「それならそれでいい」と思っていた。ところが49歳の誕生日を迎えたとき、千鶴子の心の中で、人知れず警鐘が鳴った。「このままでいいの?」と・・・毎年、娘以外、誰も私の誕生日を祝ってくれない。夫のひとこともない。そう思った直後だった。千鶴子の母は、49歳で亡くなった。千鶴子が20歳、妹が18歳。ふたりともまだ学生だった。千鶴子の家は、父親が早く亡くなり、母は苦労の連続だったようだ。母は、子供たちが卒業して社会人になるのを見届けることもなかったし、おそらく女として満たされなかったかもしれない。千鶴子は、亡くなった母と同い年になったとき、「このまま死ぬのは嫌だ」と強烈に思った。あまりにも女として不完全過ぎる。女として満たされたい。気持ちいいセックスがしたい、イクという感覚を知りたい。そればかり考えるようになったのである。何に重きを置くかは人それぞれ。手に入らないものだからこそ、固執するのだろうし、未知のものへの欲求が強烈になるのもわかるが、彼女にとって「イケない」ことは、自分の存在価値を揺るがすほどの重大な悩みとなったのである。価値観が多様化している現在においても女の人生は、案外、従来の価値観に縛られている。結婚して子どもを産むのは女として当然。さらに、時代的なオプションとして、セックスの快感も手に入れ、やりがいのある仕事をしたい。趣味も友達も必要だ。「欲しいものは手に入れないと気が済まない!」世の中には、すべてを手に入れた人や、そんな情報で溢れている。もちろん、欲張って生きることは良いことではあるが、不足しているものだけに目が行くのはある意味で不幸の始まりともいえる。千鶴子に不足しているのは「オーガズム」である。だが、その欲求が、世間的には「身勝手」に映ってしまうことも、わかっていた。女の決断!49歳、ひとりの専業主婦、今まで女として精一杯生きてきたつもり。でも、全然諦めきれない49歳。なぜなら人生においてとても大切な、自分のカラダや膣やセックスといったことを、大切だと気づかずに何10年もほったらかしにしてきたから。だから、格好悪くても、はしたなくてもつかみ取りたい。同情を得られない悩みだからこそ、どこに気持ちをぶつけたらいいのかわからない。しかも、夫に「つまらない女」というレッテルを貼られたことが、決定的に彼女の自己評価を下げとってしまった。それからの日々を、彼女は悶々と過ごした。自分が動かない限り、事態は変わらないと思った彼女は、突然、風俗店の面接に出かけていく。風俗店の求人サイトを見ているうち、これほどたくさん求人があるなら、49歳でも何処か雇ってくれる所があるのではないかと思ったという。「昼間だけなら働ける、と思って、もちろんそういう仕事がやりたかったわけではなくて、男性と接してみたい、自分が女として男性からどう見られるのか知りたい、そんな気持ちでした」と当時の心境を語った。そこは熟女系のヘルス。いわゆる「本番行為」のない、手と口を使って、男を射精させるのが仕事。若く見える千鶴子は、面接に合格し、早速、その日から仕事に就いた。次の日と言われたら、怖くて行けなかったかもしれない。でもそのまま店に出るということは、考えるヒマもないということ。午前中に、面接に行き、昼からは最初の客と接していた。30代初めくらいの若いサラリーマンで、感じのいい男だった。少ない経験を駆使して、手コキをして、その男のチンコを咥えるとすぐに射精した。口の中に出されたときは驚いたが、不思議なことに嫌ではなかった。「人間っぽい」というか、千鶴子の日常が、どこか『生々しさ』から遠のいていたのかもしれない。動物的だったり生々しかったりすることが、何となく悪くない、というか心地いい、という気がした。一歩、踏み出してしまった女は強い!迷わず、踏み出した道をひたすら走り続ける・・・千鶴子もそういう女だった。週に3日、彼女は10時から昼の3時まで、店に出た。フェラなど慣れていなかったが、逆にその素人さがかえって男には好評で、指名も付くようになった。だからといって、彼女の「女としての自信」が戻ったわけではない。風俗店で働いている女たちは、みんなワケありである。そこで知り合った同世代の女と仲良くなって、千鶴子はその女に「私はイッたことがない」と打ち明けた。するとその女が「私の知り合いが乱交パーティーを主宰しているから、行ってみる?」と千鶴子を誘った。その女も夫とはセックスレス。しかも夫が病気で働けなくなり、風俗で稼ぐようになったという。自分自身もセックスしたいので、定期的に乱交パーティーに参加していた。「けっこういい男もいるし、みんなセックスがとても上手いから、私なんて、いつも何回イッたかわからないくらいイカされてるの!」魅力的な誘い言葉。自分が「堕ちていく」という感覚はあったが、決して嫌悪感にはならなかった。それより「感じたい」誘惑には勝てなかった。主宰者に会い、あらかじめきちんと内容を確認するあたりは、ぬかりないが、その主宰者の男に『私はイケないんです』『オーガズムを知らないんです』といってるうちに、惨めになって泣いてしまった。だが、これを乗り越えなければ、自分を女として認められない。一生、惨めなまま過ごすのは嫌だという思いの方が上だった。千鶴子の表情にも口調にも、鬼気迫るものがある。CLUB passionに依頼する、半年ほど前に、彼女はその乱交パーティーに出かけた。夫の泊まりがけ出張時を狙い、同窓会だからと、ようやく許可をもらった。心が痛まないわけではなかったが、「何10年も欲しかったものが手に入るチャンスを逃すことはできなかった」と彼女は言う。パーティーは大阪市内のホテルのスイートルームで行われた。参加者は男女合わせて10数名、薄暗い照明で、年齢はわからないが、20代から40代まで参加していた。グラス片手にあちこちで即席カップルが出来上がっていく。酒と軽食が用意されていて、女は会費も無料だった。雰囲気に飲まれそうだった千鶴子だが、主宰者が男性会員に言い含めておいたのか、感じのいい男ふたりが、いつしか彼女の横にやってきて、酒を勧めてくれる。すでに千鶴子の覚悟は決まっていた・・・~つづく~
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