「ナンパした」とか「売ってもらった」というと少し語弊があるので、簡単な経緯を。その日はゴールデンウィーク明けの金曜日でした。そして月イチペースで行くそのバーは、繁華街かつターミナル駅の近くにあります。終電を逃した客を搔き入れるためか、そのバーは朝の5時まで営業。そして事実、終電を逃したっぽい人間が、その辺りの時間になると入店してきます。もちろん僕は「持ち帰れる女」がいる事を期待しつつバーのカウンターで独り酒をあおるわけです。終電にはまだ早く、日付の変わる直前ぐらいに、ひとりの女が私の隣に座りました。年齢は…化粧が濃すぎてよくわかりませんｗ28歳～40歳ぐらいでしょうか、おおざっぱすぎますがｗしかし私にとっては全然ストライクゾーンな年齢でありまた、こういうケバイ女が大好物であります。そんな絶好の獲物が隣に座り、彼女の所へ注文したドリンクが運ばれてきました。そのタイミングで私は彼女の方へビールジョッキを伸ばし「カンパーイ」と言うと、ノリ良くカクテルグラスを合わせてくれました。それから意気投合、ってほどでもありませんが飲食の合間に話しかけたり、話しかけられたり。「ゴールデンウィーク何してましたー？」なんて、とりとめのない雑談を展開します。そしてお互い一緒に飲みながら１時間ほどたった頃。下心を隠すようにさりげなく彼女に聞きます。「あれ？そろそろ終電なくなりますね。大丈夫ですか？この後予定とかあります？」「明日仕事なんで、もうちょっと飲んだらタクシーで帰ります」こちらの下心を見透かしたような返事が返ってきました。いい具合に酒が回っていたのと、若干ふてくされた私はこの後、下の話に終始します。彼女もとりたてて嫌がるでもなく、時には嬉しそうに、こちらに下ネタに付き合ってくれました。そして性癖の話になりました、私は「女性の体臭がいかに素晴らしいか」を、そのおねえちゃんに得々と説きます。すると彼女の方から「じゃあパンツとか嗅いじゃうタイプ？」と相槌混じりの質問が飛んでくるじゃありませんか。もちろんでゲス！もちろんでヤンス！ホントにそんな風に返事をした記憶がありますｗどうせこのおねえちゃんはそろそろ帰っちゃうし、だいぶ酔っていたので私は攻めました。「下着を売ってほしい」と。「今つけているブラジャーとパンティを売ってほしい」と。「そんなの無理にきまってるでしょーｗ」笑いながら軽くいなす彼女。全力で拒んでないので、私は食い下がります。「そっちの伝票、俺が全部払うから！」「だってあたし、全然飲んでないし。」「ほらー。3000円ちょっとだよ。」「分かった！タクシー代も出す！」「えー？本当に？それだったら少し考えようかな」もう必死でしたねｗ恥も外聞もなく、コウベをたれまくりで、彼女が「うん」と言うまで何度もお願いをしました。ついにその熱意が花を開き、トイレで下着を脱ぎ、譲ってくれると言うのです！トイレから出てきた彼女はコンビニ袋に下着を入れ、私に差し出しました。一刻も早く下着にがっつきたく、中を確認しようとしたら「ここで広げちゃダメｗ」とお預け。生脱ぎ下着をゲットした達成感と、下着が手元にある安心感もありその場はなんとか我慢できました。その後は下着ではなく、直に体臭やおまんまんを嗅がせてほしい。そして時間ある時は一発いかがですか、的なエロトーク。しかし楽しい時間はあっと言う間です。「あたし、そろそろ帰るね」というので、彼女をお見送り。店は通り沿いなので、すぐにタクシーが捕まりました。「じゃあ約束のタクシー代」と財布から１万円出し、彼女に渡すと「こんなにいらないよー。5000円で大丈夫」と。いいから1万円とっといて、と言っても5000円札を渡そうとしてきます。タクシーの運ちゃんをあまり待たすわけにもいかないのでお釣り（？）の5000円を受け取り、彼女とお別れ。意図せず彼女の飲み代3000円とタク代5000円の計8000円。生脱ぎ・手渡しの価格としては適正すぎる料金でブラパンゲット。彼女を見送って店に戻り、下着の入ったコンビニ袋を覗くとしっかり下着が入っていました。トイレで下着オナニーをしたい衝動にかられましたがそのムラムラ、性欲を店内の女を持ち帰る事で発散する方向へ。しかし、めぼしい女はおらず、不発に終わり私も帰宅しました。翌日、ダラダラと昼過ぎに起き床に置いておいた、あのケバイねーちゃんの使用済み下着の入った袋が目に入ります。少し二日酔い気味のだるさの中、袋を開封します。