由美と美弥子 3064

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    「ちょっと、美弥ちゃん。 美弥ちゃんってば。 こんなとこで寝ないで」「ソファーに運びましょう」「重いですよ」「知ってる」「はは」 壁際のソファーに、2人がかりで運ばれた。 自分の脚で歩くことさえ出来なかった。「美弥ちゃん、寝相悪い」「せっかくのドレスが、皺になっちゃうわね。 脱がしちゃおう」「そうですよね。 わたしたちだって、裸なんですから。 ひとりだけ着てる方がヘンだわ」 抵抗は、まったく出来なかった。 3人は、柔らかい人形を扱うように、美弥子の身体から衣服を剥がしていった。 火照った身体に、大気が心地よかった。 最後に、由美の手がショーツにかかった。 悲哀にも似た諦観が、美弥子の肌を流れた。 それを剥がされたら……。 自分の本性が、白日のものとなるのだ。 しかしもう、抵抗することは出来なかった。「こんなに濡らして。 わたしよりスゴいじゃん。 絞れそうじゃない。 それより……。 呆れた」「ビンビンね」「まさしく、おっ勃ててる」「まぁ、お下品」「でもほんと、子供のおちんちんくらいあるわね。 ひょっとしてあなた……。 これ入れられたこと、あるんじゃないの?」「ピンポーン」「やっぱり。 でも、ピストンまでは無理そうね」「ですね。 でも密着して、体重かけて揺さぶられると、すっごい感じます」「恥丘でクリを潰されるわけね」「そうそう」 自分の股間を肴にされながら……。 脚を閉じることさえ叶わなかった。 もう、目蓋も開かない。 2人の会話だけが、闇の中で聞こえる。 しかしそれも、次第に遠ざかっていく。『待って……。 置いてかないで……』 訴えも虚しく……。 美弥子の意識は、深い地の底に引きずりこまれていった。由美と美弥子 3063 <目次> エロ本を拾った話
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