由美と美弥子 3406

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    「気持ちいいっす」 見あげると、香織は鼻の穴を膨らませて陶然としていた。 陰核を美咲に吸われ、下腹には絵里子の刺激も加わっている。「イッていいっすか」「ダメだって言ったろ。 まだ出ない?」「あ……。 出るかも」「美咲ちゃん。 指で尿道口、摩ってやって」 美咲が、片手を香織の尻から外した。 その指は、自らの顎下に隠れた。「あぅ」 香織がオットセイのように鳴いた。 美咲の指が、膣前庭に届いたのだろう。「あぁぁ。 出るかも。 出ます。 マジ、出ます。 あおっ」 香織の腰が煽られた。 水音が立った。 しかし美咲は、香織のクリに吸いついたままだった。 絵里子は美咲の髪を掴み、香織の股間から引き剥がした。 開放された水流が飛び散る。 その中心に、美咲の顔を据えた。「がふ。 がふ」 美咲は溺れる人の顔で、小便を顔面に浴びている。 飲もうとしたようだが、水流の勢いの方が勝り、口から溢れ出る。「どんだけ溜めてたんだい」 しかし、香織の応答はなかった。 見あげた顔は、魚のように表情を失っていた。 立ったままイッたようだ。 香織の腰が痙攣した。 水音が絶えた。「あかかか」 香織はカクカクと揺れると、そのまま真下に沈んだ。 バスマットに尻が落ち、バウンドする。 美咲の顔の真ん前に、香織の顔が向き合った。 バブル人形のように揺れてた頭が、ようやく定まったが……。 その目は、美咲を見ていなかった。 見開いた眼球には、瞳が無かった。由美と美弥子 3405 <目次> エロ本を拾った話
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