前篇をまだ読んでない方は、コチラ・・・・ある意味最高の難敵
・・・前回のあらすじ・・・
夏休み、環季は帰省した。
子供の頃、遊んでいた川に行った。
しかし河童が男の子を襲うので、遊泳禁止になっていた。
彼女は河童退治に乗り出すも、失敗に終わる。
知恵を絞り、男の河童を生け捕ることには成功した。
「ここから出せ!!」と河童は訴えた。
「ダメよ。タマを返しなさい」と環季は答えた。
「いやだ。オイラの女房が怒ってやって来るぞ!!」
「あなたたち、夫婦だったのね」
「ああ。新婚さ。女房はオイラより十倍強いからな」
「河童の世界も女が強いのね、、、」
環季はどうやって女の河童を捕らえるか考えた。
「新婚って言ってたわよね。そして旦那に会えていない、、、、んっ?ひらめいた!!」
環季は河原にオイキムチを置いた。
数時間後、「ヒィ~~~!!!」という悲鳴が聞こえた。
その場所に行ってみると、、、、
股間をおさえて唸っている女河童がいた。
「ヒリヒリする、、、、熱い、、、、」
「引っかかったわね」
環季は二人を問い詰めることにした。
「なんでキンタマを取ったりしたの?」
「オイラ達、マイホームが欲しくて、、、、」
「しりこだまを集めるとお金になるって聞いたんです」
環季は笑った。
「ハハハッ!しりこだまって、キンタマのことじゃないわよ」
「そうだったんですか?!てっきり、、、、」
「じゃあ、キンタマは返しますだ」
「ええ。男の子たちは困っているもの」
河童はキンタマを返しに来た。
「がんばって働きます」
「それがいいわ」
「お幸せに!」
「ご迷惑をおかけしました」
「男の子たちによろしく!」
別れの挨拶をした。
環季は男の子たちにキンタマを戻してあげた。
「わ~~い。やっぱりこれがないと」
「好きな女の子のためにちゃんと守っとくのよ」
川は再び子供たちでにぎわうことになった。
*** おわり ***
むっちり