Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2494
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「う」

 浅井さんの骨張った尻たぶに、腱の筋が走った。

「スローダウン」

 万里亜の指が始動する。
 揃えた指先が、注射痕を揉みこむように、小さなオーバルを描いた。
 見た目は地味な動作だが、最も効果的な攻め手であることは、浅井さんの反応に現れていた。

「ひぃぃぃ」

 喜悦が喉笛となって噴きあげた。
 踏ん張った膝が、カタカタと笑い出す。

「ほら。
 気持ちよくなってないで、おしっこでしょ。
 おしっこ」

 そう言いながら、万里亜の指先は、浅井さんの恥丘への深度を増した。
 指の脇に、潰れた恥丘の肉がはみ出ていた。

「みんなに見られながら、おしっこするのよ。
 ほら」

 黒谷さんの顔上に仁王立ちしたときの浅井さんは、明らかに加虐的な表情だった。
 黒谷さんに対する、一種の攻撃性をあからさまにしていた。
 しかし今や、そのベクトルは消失してしまったようだ。
 むしろ、衆人環視のもと、排尿をしようとしている自分に溺れているかに見えた。
 万里亜はおそらく、その性癖を見抜いていたのだろう。

「い、いく……」
「ダメー」

 万里亜の指が、浅井さんの恥部から離れた。
 剥き出されたそこは、まさしく“恥部”以外の何ものでもなかった。
 指の腹に潰されていた小陰唇の襞が捲れ、大陰唇にひしゃげて貼りついていた。
 そして、その歪んだ襞の収斂する位置には、皮を脱ぎ落とした陰核が、三角豆のように尖っていた。
 まさに、イク寸前だったのだろう、ビクビクと鼓動さえしていた。

「いゃあぁぁぁ」
「何がイヤなの?」
「い、いじって」
「イッちゃったら、肝心のおしっこを忘れちゃうでしょ」
由美と美弥子 2493目次由美と美弥子 2495


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2018/04/08 08:43
    • 今日は何の日①-1
       『忠犬ハチ公の日』。
       ハチ公については、説明するまでも無いでしょう。
       で、不思議なのは、なぜ4月8日が『忠犬ハチ公の日』なのかと云うこと。
       ハチは、1923(大正12)年11月10日、秋田県大館市(当時は北秋田郡二井田村)に生まれます。
       東京帝大の上野教授宅(現・渋谷区松濤)に貰われて来たのが、1924(大正13)年1月14日。
       生後、2ヶ月ですね。
       幸せな犬生が約束されてたはずですが……。
       1925年(大正14年)5月21日、上野教授は大学で脳溢血を起こし、そのまま亡くなってしまいます(享年52)。
       上野と暮らせたのは、わずか、1年と4ヶ月です。
       上野が亡くなった後も、ハチは、毎日渋谷駅に上野を迎えに行ったわけです。
       そのハチが亡くなったのは、1935(昭和10)年3月8日早朝。
       渋谷川に架かる稲荷橋近くの路地の入口で、死んでいるのが発見されました。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2018/04/08 08:44
    • 今日は何の日①-2
       さて。
       これまで出て来た日付に、4月8日はありません。
       それではなぜ、4月8日が『忠犬ハチ公の日』なのでしょう?
       ハチ公の銅像が建てられたのが4月8日と書いてるサイトさんもあります。
       でも、これは違うようです。
       初代の銅像は、1934年(昭和9年)4月21日に設置されました。
       ハチ公が亡くなる1年前です。
       除幕式には、ハチ公本人も出席したそうです。
       しかしその銅像は、太平洋戦争の金属供出で失われてしまいます。
       銅像まで鋳つぶして戦争を続けようとした軍部には、憎しみさえ覚えます。
       現在の銅像が設置されたのは、1948年(昭和23)年8月15日。
       いずれの銅像も、4月8日とは関係ありません。
       毎年4月8日の『忠犬ハチ公の日』には、『忠犬ハチ公慰霊祭』が行われてます。
       この慰霊祭の第1回が行われたのが、1936(昭和11)年4月8日。
       ではなぜ、命日の1ヶ月後が選ばれたかですが……。
       単に、サクラの季節に行いたいということだったようです。
       82年前の東京は、今ごろがサクラの季節だったんですね。
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