2018.3.11(日)
美弥子は思わず、会員たちの表情を確かめた。
インストラクターがここまでやってしまうと……。
引いてしまう人もいるのではないかと思ったのだ。
しかし……。
意外だった。
ネガティブな表情は、ひとつも見られなかった。
全員の視線は、万里亜の乳房に集まっていた。
踊る乳首の軌跡に、催眠効果があるようにさえ思えた。
最前列の亜衣が、ダンスを止めた。
交差した両手が、脇の下から見えた。
スポブラを捲りあげた。
万里亜と違って小ぶりな乳房は、スポブラを抜けるのに、さほどの抵抗は示さないようだ。
ダンスを止めて動作に集中したのも、功を奏したのだろう。
不自然さも感じられなかった。
亜衣は、アンダースローでスポブラを放った。
万里亜の後ろの壁に当たり、真下に落ちる。
美弥子は脇の壁から回りこみ、万里亜の後ろに入った。
亜衣のブラと、万里亜のジャージの上下、そしてブラを回収する。
生暖かい布地を胸に抱え、一瞬目を会員たちに向けた。
異変が起きていた。
全員が、ブラを取り始めているのだ。
すでに床に散った布地も少なくなかった。
美弥子は一旦壁際に掃け、万里亜と亜衣の抜け殻を床に沈める。
すぐに会員の林の中に取って返し、床に咲いた花たちを拾い集める。
胸いっぱいの花からは、芳香が立ちのぼっていた。
明らかに、ボトル飲料の香りだった。
飲んだ飲料が、汗となって噴き出しているのだ。
やはりこの飲料には、何か特殊な成分が入っているのではないだろうか。
汗と混じった香りを吸いこむと、正気が揺らぎそうな気さえした。
美弥子はブラの山を壁際に下ろすと、スタジオに向き直った。
心底、驚いた。
ブラを着けてる会員は、ひとりもいなかったのだ。
全員が、トップレスにショーツ姿だった。
恥ずかしげな顔は、ひとつもない。
むしろ、ブラの縛 めから解放された喜悦が、表情を輝かせていた。
インストラクターがここまでやってしまうと……。
引いてしまう人もいるのではないかと思ったのだ。
しかし……。
意外だった。
ネガティブな表情は、ひとつも見られなかった。
全員の視線は、万里亜の乳房に集まっていた。
踊る乳首の軌跡に、催眠効果があるようにさえ思えた。
最前列の亜衣が、ダンスを止めた。
交差した両手が、脇の下から見えた。
スポブラを捲りあげた。
万里亜と違って小ぶりな乳房は、スポブラを抜けるのに、さほどの抵抗は示さないようだ。
ダンスを止めて動作に集中したのも、功を奏したのだろう。
不自然さも感じられなかった。
亜衣は、アンダースローでスポブラを放った。
万里亜の後ろの壁に当たり、真下に落ちる。
美弥子は脇の壁から回りこみ、万里亜の後ろに入った。
亜衣のブラと、万里亜のジャージの上下、そしてブラを回収する。
生暖かい布地を胸に抱え、一瞬目を会員たちに向けた。
異変が起きていた。
全員が、ブラを取り始めているのだ。
すでに床に散った布地も少なくなかった。
美弥子は一旦壁際に掃け、万里亜と亜衣の抜け殻を床に沈める。
すぐに会員の林の中に取って返し、床に咲いた花たちを拾い集める。
胸いっぱいの花からは、芳香が立ちのぼっていた。
明らかに、ボトル飲料の香りだった。
飲んだ飲料が、汗となって噴き出しているのだ。
やはりこの飲料には、何か特殊な成分が入っているのではないだろうか。
汗と混じった香りを吸いこむと、正気が揺らぎそうな気さえした。
美弥子はブラの山を壁際に下ろすと、スタジオに向き直った。
心底、驚いた。
ブラを着けてる会員は、ひとりもいなかったのだ。
全員が、トップレスにショーツ姿だった。
恥ずかしげな顔は、ひとつもない。
むしろ、ブラの
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2018/03/11 07:42
-
心電計を買いました(Ⅴ)
さて、気になるお値段ですが……。
もちろん、安くはありません。
SDカードや印刷ソフトは別売りですが、わたしはすべてセットされた商品を選びました。
↓買い換え以外の方は、こちらを選ばれた方がいいと思います。
https://item.rakuten.co.jp/kyunyuki/10000027/
27,880円 (税込) は、安心料として、十分納得できる価格だと思います。
で、わたしは毎朝、血圧測定した後、測ることにしてます。
今朝も、これを書くために測りましたが……。
これまでの結果はすべて、「波形に乱れはないようです」。
実際、肩や腕の痛みも感じてません。
健診の心電図検査でこれが出れば、「異常なし」となってしまうのです。
これはあくまで、当日の心電図には異常がないというだけで……。
決して、心臓に異常がないということではないのです。
心臓の病は、突然襲ってくるので怖いです。
大杉漣さんは、それまでの生活で、心臓には不安をお持ちでなかったのかも知れません。
そのため、腹痛が心臓から来ているとは、まったく思わなかった可能性があります。
周りに気遣いを忘れない方だったそうです。
そんな方が、夜中に共演者に助けを求めたのです。
そうとうな痛みだったのでしょう。
心臓から来る痛みだとわかっていたら……。
タクシーではなく、救急車を呼んだはずです。
救急病院の方でも、腹痛を訴える患者に、真っ先に心臓の検査はしないんじゃないでしょうか。
心臓に不安を抱えている人は、むしろ幸いなのかも知れません。
常に、身体の不調を心臓と結びつけて考えられるからです。