Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2378
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 で、次の瞬間、さすがの変態のボクも、びっくり仰天したんです。
 父と杜氏は、ちんちんを床(とこ)の上に翳すと、激しく擦り立てました。
 そして……。
 射精したんです。
 酒米の上に。
 湯気で煙る麹室の中……。
 白い精液の鞭が、交差するように何本も伸びました。
 そうとう気持ちのいい射精であることは、その量と勢い……。
 そして、2人の様子から想像出来ました。
 2人とも痴呆のように口を開けながら、尻たぶを絞ってました。
 そして……。
 射精が止むと同時に、2人とも、その場に崩れ落ちたんです。

 代わって起ちあがったのは、母と女の弟子でした。
 酒米を丹念に揉み始めたんです。
 精液を、麹と共に混ぜ合わせてるわけです。
 うちの酒は、ほかの酒蔵にはない独特の風味で評価されてるんです。
 その秘密が、こんなところにあったなんて……。

 酒米を揉み終えたらしく、女2人は、ゆっくりと床を離れました。
 でも、それがすべての終わりではありませんでした。
 女2人は、べっとりと酒米の着いた手の平を、自分の顔に叩きつけました。
 そして、自分の顔を床(とこ)にして、酒米を揉み始めたんです。
 湯気の乱れで、2人が激しく呼吸してるのがわかりました。
 かすかに残る精液の匂いを、懸命に貪ってるかのようでした。
 床は、顔から胸に移り……。
 そして、おまんこに移動しました。
 自分のおまんこに酒米を擦りつけ、揉みこんでました。
 足元がふらつくのか、2人とも両脚を広げ、がに股の姿勢で踏ん張ってました。
 やがて2人は、シンクロするように尻を前後に振り始めました。
 そして……。
 ほとんど同時に、その場に棒立ちになりました。
 見えない串に刺されたみたいでした。
 2人の身体から、湯気が揺らいでました。
 その湯気が乱れたかと思ったら……。
 2人の身体は、その場に崩れ落ちたんです。
 その瞬間……。
 ボクも射精してました。
 夢精みたいな気持ちよさでした。
 遠くなる意識の中で、ボクは決意しました。
 この酒蔵を継ごうって。
 毎年この麹室の中で……。
 母や女弟子、そして姉に見られながら、思い切り射精するんだって」
由美と美弥子 2377目次由美と美弥子 2379


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2017/10/28 08:36
    • 千日前
       大阪の道頓堀と難波の間にある繁華街だそうです。
       昭和47年、千日前にあったデパートの火災は、死者118人を出す大惨事となりました。
       7階にあったキャバレーに煙が充満したのが、被害を大きくしたそうです。
       土曜の夜で、客が多かったのです。
       デパートの上階にキャバレーがあったというのが、昭和の大阪らしいです。
       さて。
       なんで、千日前の話を始めたのか。
       そうなのです。
       東京オリンピックまで、本日から数えて、あと1000日なんです。
       しかし、盛りあがりませんね。
       ま、3年前から盛りあがってたら、息切れするでしょうが。
       ということで、この話題はお終い。
       台風を乗り切って、再び巣を構えたジョロウグモでしたが……。
       巣を残したまま、姿を消しました。
       網が破れてないので、鳥に襲われたわけではなさそうです。
       おそらく、産卵に向かったのでしょう。
       実は、巣を再建してから、獲物がまったくかからなかったんです。
       ジョロウグモは、食べかすを巣に残すので、獲物のとれ具合はある程度わかります。
       ↓台風前の巣は、食べかすが数珠のように下がってました。
      http://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/a/c/ac0285bf.jpg
       ↓それが再建後は、ずっと綺麗なまま。
      http://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/4/4/445ef7b0.jpg
       おそらくもう、エサとなる虫がいなくなったんだと思います。
       これ以上生きても、卵に栄養を送れないと悟ったのでしょうか。
       よい子をたくさん産んでほしいと思います。
       7月から、わずか3ヶ月ほどのお付き合いでしたが、楽しかったです。
       ありがとう。
       来年また、子供が帰ってきてくれることを願います。

    • ––––––
      2. ハーレクイン
    • 2017/10/28 11:39
    • 精液仕込み
       アユムよ(どうしてもアコムに見えてしまうなあ)、銘柄は何にする?
       朕誉(チンほまれ)ってのはどうだろう?
       いやいや、濁り酒になりそうだから溷六(どぶろく)。いっそ、宿六がいいか(絶対に売れんって)。
      千日前
       「せんにちまえ」ですね。為念。
       なんと、広辞苑に記載がありました。曰く……、
      【千日前】
       大阪市中央区道頓堀の南にある地。
       歌舞伎座・映画館・遊戯場などがあり、大衆的娯楽街。
       千日寺(法善寺)の前という意で、江戸時代には墓地や刑場があった。
       へええー、ですね。
       場所や土地柄はともかく、由来は知りませんでした。千日寺の前、ねえ。で、千日寺は法善寺。
       となると↓これですね。
      ♪包丁一本さらしに巻いて
       旅へ出るのも板場の修行……
            (藤島恒夫『月の法善寺横丁』)
      ついでに番宣
       『アイリス』#138に、ちらっとですが千日前が登場してます。
       どうぞご賞味ください。
      出会いと別れ
       ジョロウグモさん、さようなら、ですか。
       なんか、ほろっとしちゃいました(それほどでも)。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2017/10/28 12:29
    • 千日前には……
       焼き場もあったそうです。
       上方落語の『らくだ』にも登場するとか。
       ジョロウグモさん。
       夜もトイレに明かりを灯して、虫集めに協力してました。
       おかげで、たまげるほどデカくなりました。
       今は、窓の外に空しか見えず、トイレに行く甲斐がなくなりました。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2017/10/28 15:00
    • らくだ
       しまいまでやると1時間近くかかる大作だそうです。
       わたしは聞いたことありません。
      お女郎さん
       会うは別れの始め、とか。
       春にはまた新しい出会いがあるでしょう。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2017/10/28 18:40
    • ジョロウグモの孵化は……
       5月ごろのようです。
       でも、わたしたちの目に見えるかたちで巣を張るのは、7月の梅雨明け後くらいでしょう。
       初めてジョロウグモを見たときは、夏前ですが、秋の予感を感じてしまいます。
       まだ、蚊くらいの大きさなんですけどね。

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2017/10/28 23:35
    • 梅雨明けの蜘蛛
      夏と共に来たり……
       台風に乗って去る、というところでしょうか。
       夏休みの宿題、観察日記の題材にどうでしょう。朝顔なんて陳腐なのより、ずっと興味深いと思います。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2017/10/29 07:46
    • だから……
       ↓この子の観察記録を読みなはれ。
      https://www.shizecon.net/award/detail.html?id=339

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2017/10/29 10:56
    • とりあえず…… 取り込みました。
       ゆっくり読ませていただきます。
       ↓審査評の一部を引用。
      「着眼点の発想に優れ、文献やネットなども活用し、レイアウトも論理的で、結論も分かりやすくまとめられた説得力のある作品です」
       べた褒めですね。
       わたしの感想は、後刻レポートします。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2017/10/29 12:07
    • 小学校3年生
       9歳というのがスゴいところです。
       9歳当時のわたしは……。
       鼻を垂らしてボーッとしてただけでした。

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2017/10/29 15:04
    • ハナタレMikiko ご同様です。
       わたしは、セーターの袖でハナを拭うので、袖口がいつもガビガビのテラテラでした。
       詳しくは読んでからですが(結構な大作なんだよ)センセ、と云いますかガッコがそういう方針なんじゃないでしょうか。
       わたしの小学校では、絵や演劇など、芸術方面に力を入れてました。しかし、卒業生に芸能人がいるとは、寡聞にして聞いていません。
       その点、理科教育は、結果・成果が目に見えて現れます。

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2017/10/29 20:47
    • ♪ああ小学三年生
       ↑舟木一夫『高校三年生』で

      読みました
       まずは評価の定番、いちゃもんから。
      ①実験ごとに『方法』・『結果』を整理してあることは、当然とはいえ評価できます。
       が、いずれも文章のみで、データを整理した図表が全く無いので、きわめて読みづらい。数字だけのデータは、読む側としては把握しづらいものです。
      ②この研究の最大の目的は「なぜジョロウグモが他のクモ(ナガコガネグモ)より個体数が多いのか」を知る事。
       で、それを両者の巣の特性や、巣への外部刺激への反応力などを、様々な視点から確認しようということですが、各実験の具体的な確認『目的』が記されていないので、説得力に欠ける。
       実験の組み立ては『目的』『方法』『結果』『結論』にありますが、全体に『目的』と『結論』が甘い。
       
      ③最大の難点は、個体数の違いを解明するなら、まず大前提として、両者の産卵数・ふ化率・生存率のデータが不可欠ですが、これが全く無い。
       まだありますが、こんなところでしょう。
       次に、褒めたい点。
      ④実験項目の多様さ。つまり「個体数に影響するかもしれない要因」を、実に多様に推測し、実行したこと。
      ⑤そして、データ数の多さ。
       データの多さは、統計的正確さに不可欠ですから、これは最も優れた点と言えるでしょう。
       無論、小学生ですから当たり前ですが、そういった数学的な検証は成されていません。これは今後の課題であり、彼女の将来を思うとき、楽しみな点でもあります。
       
       怠け者のわたしなどから見れば、これほどの長期間、これほどの手間と時間をかけて実験を行ったことが、最大の評価点です。
       彼女、間違いなく理系に向いています。このまま伸びれば将来どうなるか……は、無論誰にもわかりませんが。 

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2017/10/30 07:25
    • 記録
       小学校3年生の2013年10月から、4年生の2014年8月までの記録です。
       子供にとって、1年はとても長いものです。
       続けたというところがスゴいです。
       現在、中学1年生ですね。
       順調に成長していてほしいものです。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2017/10/30 08:19
    • 一つ追加
       ふ化した子グモを、ガラス瓶で飼育・観察しています。
       一個体じゃなく、一腹から生まれた全個体です。いわゆる「クモの子を散らす」ほどの個体数をひとまとめに、です。
       少しは逃げたでしょうけど、とんでもない数でした。

       そこで気になるのは、母親の反応。教育的な対応はともかく、腹の内では「助けてー」くらいは思っていたのでは。

    • ––––––
      14. Mikiko
    • 2017/10/30 19:52
    • 確かに……
       立派な母親です。
       普通だったら、金切り声をあげて捨てさせてたところでしょう。
       でも、ゴキブリの観察だったら、さすがにムリだったでしょうね。
       男性でも、異常にゴキブリを怖がる人がいますよね。
       わたしの友人の旦那(体重80キロ)ですが、台所でゴキブリに出会い……。
       絹を裂くような悲鳴をあげたそうです。
       その声を聞いた猫が、パニックを起こしたとか。

    • ––––––
      15. ハーレクイン
    • 2017/10/30 20:52
    • 絹を裂く 80キロ
       “ドンゴロス”を裂く、じゃないですかね。
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