みみたべあくまさん~囁きと耳舐めで魂まで食べられちゃうお話~

サークル「ほうよう天国」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、人間をおもちゃにするのが好きな悪魔が
男性のほぼ全身を石化させてからじっくりねっとり耳を舐め続けます。

エッチシーンの全部が耳責めという大変尖った作りが魅力で
序盤は息吹きや部位ごとをゆっくりと、中盤は複数のちゅぱ音を組み合わせて激しく
終盤は2人に分身して左右同時にと変化つけながら水分高めのやや下品な音をたっぷり鳴らします。
悪魔の変わった搾精方法
悪魔のお姉さんに耳を舐められるお話。

「こんにちは 悪魔のお姉さんでーす」
悪魔は穏やかで色っぽい声の女性。
耳以外の全身を石化された主人公に話しかけると
今の状況を教えてから耳を舐め始めます。

本作品は女性に耳をひたすら責められる快感を疑似体験させることを目的に
彼女がおよそ40分に渡って左右の耳を個別に、あるいは同時に舐めまくります。
販売ページの説明文にサークルさんご自身が書かれてる通り、作中で行うプレイはほぼ耳舐めだけです。
おちんちんに触れることは一切ありませんから、ちゅぱ音を聴きながら自由にオナニーするのがいいでしょう。

耳舐めは音声作品における代表的なプレイになってますが
その内容はサークルさんや作品によって随分違います。
本作品の場合は「多彩さ」を売りにしており、エッチを3つのシーンに分けてそれぞれで異なる責めを繰り出します。
音がどんなにリアルでもだらだら続けてたらどうしても飽きますし、特化型だからこそこのへんに気を配って組み立ててます。

「でも 実はまだ食べ残してるところがあるのよね」
耳舐め以外で特徴的なのは若干のスリルを味わわせてくるところですね。
相手が絶対に逃げられない状況にあるので手荒なことはしないものの
耳舐めを通じて彼の魂をいただくと宣言し、それに向かって少しずつ確実に進みます。

といってもちゅぱ音主体ですから恐怖心を煽る言葉責めはほとんどしませんし
耳舐めについても聴いてて痛々しさを感じないよう抑えて続けます。
悪魔らしさを出すための演出と呼ぶのが妥当なおまけに近い位置づけです。
後になるほど激しさを増す耳舐め
エッチシーンは34分間。
プレイは耳への息吹き、耳舐め、両耳舐めです。
エッチな効果音はありません。

「それじゃあまずは どっちのお耳にしようかしら」
主人公に事情を説明しながら耳に意識を集中させた悪魔は
片方ずつ軽く息を吹きかけて彼が悶える姿を楽しみます。

エッチは終始彼女が一方的に責め続けます。
前半の18分間は心と体を盛り上げることを見据えた緩めのプレイ。
囁き声や息吹きで耳に微かな風圧を送ってから耳舐めへ移ります。

「うふふっ これでも刺激が強すぎるかしら? ほら お耳の上から下まで いっぱいキスしてあげる」
耳全体へ小まめにキスする、舌で内側・裏側・穴の入り口を個別に舐める
唇で咥えて吸い上げるなど短い間隔で音の種類や位置を変える多彩な責めが楽しめます。
これらが切り替わる時に何をするかきちんと説明してくれるのも親切で良いです。

個々の時間が短いので若干慌ただしい印象も受けますが
同じ耳舐めでも音に明確な違いがあってとてもリアルです。
全体的に水分高めでパワフルな音を鳴らすのもポイント。
悪魔が人間をおもちゃにして貪欲に遊ぶ様子を色っぽく表現してます。

続く中盤の10分間でするのは複合的な耳舐め。
先ほど説明した各種の音を織り交ぜ、さらに数秒単位で変化させながら一心不乱に責め立てます。

ここからはセリフの量が一気に減り
文字通りちゅぱ音だけが流れ続ける耳舐め好きには堪らないひと時が味わえます。
ペースと水分の両方がパワーアップするのですが、聴き続けても耳が痛くならないようにある程度抑えられてます。
このシーンの途中で登場する激しく吸い上げてから舌を小刻みに動かす責めは
耳に微かな振動が断続的に伝わってきてゾクゾクしました。

そうやって彼の耳を存分に堪能した後いよいよ本題の魂をいただきにかかります。
これまで1人だった彼女が2人に増え、左右に陣取り両方を同時に舐めるより踏み込んだ耳舐めへと変化します。

左「左右同時に お耳同時に責められたら」
右「しかも一番敏感な 穴の奥まで」

脳姦っぽい描写が一部出てくるものの、プレイ自体は割と普通の両耳舐めです。
中盤シーンで行ったものを重ねた感じで、音の密度や量が一気に増えてこれまでとは違った印象を受けます。
作品のテーマを大事にしつつ凄惨さをできるだけ薄めた最後を飾るに相応しいプレイです。

このように、耳だけを徹底的に犯し続ける筋の通ったエッチが繰り広げられてます。
ちょっぴりブラックな耳舐め作品
女性に好き放題弄ばれる様子を若干のスリルを持たせて描いた作品です。

悪魔は主人公の心を存分に味わおうと、まずは石化の魔法で体の動きを完全に封じ
それから神経が残ってる耳にターゲットを絞って色んな刺激を与えます。
そして状況に応じて舐め方を変えながら後になるほど追い込まれていく雰囲気を出します。

最初から最後まで耳以外を一切責めない尖った作り
マンネリ感が出ないよう舐め方やスタイルを切り替えていく展開
態度は穏やかだけど彼の魂はしっかりいただく彼女のキャラ。
一般的な耳舐めよりもエロさとM度を持たせた非常にわかりやすいエッチをします。

耳舐めはこのところ色んなサークルさんが特化した作品を続々と発売されてます。
それを見据えてほうよう天国さんの場合は音の種類や流れにこだわることで個性を出してます。
射精シーンが無い点を除けば良い感じに仕上がってると思います。
あとタイトルが「囁きと耳舐め」になってることを踏まえて囁き成分をもう少し入れてもよかったかなと。

絶頂シーンは0回。
ちゅぱ音多め、淫語と喘ぎ声はありません。

ひとつのプレイをひたすら追求したコンパクトな作品です。

CV:柚木桃香さん
総時間 42:17

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2018年5月29日まで20%OFFの400円で販売されてます。