サークル「しりあるヒプノ」さんの催眠音声作品。
今回紹介する作品は、魔法は使えないけど魔法少女の仕事をしてる女の子たちが
地味で性欲旺盛な女の子と協力して触手退治に出かけます。
2人が交互に、あるいは同時に語り掛ける双子形式が魅力で
役割分担して別の行為を並行してやったり、セリフごとの間を短めにして暗示をガンガン入れるなど
1人の時ではできないことを積極的にやって深化、女体化、絶頂へ導きます。
触手モノですが内容は割とソフトなのでややM~Mな人におすすめします。
エッチな手段で触手を撃退
右「あら、私たちを見ただけで」
左「なんかドキドキする?」
魔法少女たちは声質の違うどちらも可愛い声の女の子。
主人公の左右に密着してテンポよく語り掛けると
隣町に出現したエロ触手の退治を手伝ってほしいと言います。
本作品は2023年12月に発売された
「ぼっちな地味っ娘 催眠淫紋でわからせ ~魔法少女のオシゴト~」の続編。
前作で体をすっかり開発された彼が、彼女たちと一緒に触手討伐に乗り出します。
この触手は性欲をひたすら吸い取る特性を持っており
強烈な快楽を一気に叩きつけることで膨張させて倒す作戦を立てます。
そして催眠にかかってる人でないと見えない能力も持ってるから
彼が催眠にかかったり触手に責められる囮の役目を果たします。
シリーズものですがお話は独立してるので前作未視聴でも大丈夫です。
右「エッチなことっていうのはね」
左「隠しながら 人に見せないようにするからエロいんだ」
最大の特徴は双子形式。
2人が左右に陣取り連携を取りながらリードしてスムーズに落とします。
しゃべる役を小まめに切り替えたり、セリフごとの間を短めに設定するなど
双子ならではの要素が色々あってスピーディーかつ密度が高いです。
今回は触手、バイブ、他の女の子が責める役を務めるので
彼女たちは催眠や実況といった案内役に専念します。
多少の露出も絡めてますし、王道だった前作よりもずっとアブノーマルな内容です。
シンプルで重厚な催眠
駅の長椅子へ横になり目を開けたまま呼吸に合わせて肩を数回上げ下げます。
そして目を閉じ深呼吸しながら魔法少女たちの声に耳を傾けます。
左「すーっと抜けていく お腹がへこんでいき 頭が次第にぼーっとしてきて カクリと吐ききる」
右「吐ききり 楽な呼吸に 落ち着いていく」
肩を下げた直後や息を吐いた後など、リラックスした時に暗示を丁寧に入れ
さらに2人でやることを分担して進めるなかなか濃い催眠です。
技法自体はシンプルですけど双子形式にアレンジしてるおかげで個性があります。
最初のパートだけでも意識のぼやけや心地よさを感じる人が結構いるでしょう。
「すべすべで綺麗な足の裏は ぬるぬるの粘液にまみれて いつもよりも光っている」
女体化が始まるのはシーンの後半から。
催眠のおかげで可視化された触手が彼の体にまとわりつき
にちゃにちゃした音を鳴らす様子を主観視点で語ります。
足から始まり太もも、股間と下から上へ流す感じに実況を続け
さらに魔法少女用の衣装に着替えて討伐に向けた準備を整えます。
催眠の段階から触手を登場させるところはテーマに沿ってて良いなと。
また女体化は男性から女性へ変えるのではなく、最初から女性だったように描写します。
しりあるヒプノさんは過去作でもこういう女体化をすることが多いです。
前半はリラックスと深化、後半は女体化を行う濃厚で堅実な催眠です。
触手が襲いたくなるようなエロくて可愛い女の子にすることを目的に
軽いストレッチから入って深呼吸、カウントによる深化、2分くらいの沈黙法
触手責めを絡めた女体化と古典催眠の技術をベースに組み立ててます。
双子形式のおかげで時間に対する暗示量がかなり多く
聴けば聴くほど頭がクラクラ、ぼんやりしてきます。
女体化はエッチで重要になるおまんこの変化や感度上昇に力を入れてました。
双子や触手といった作品独自の要素をきちんと入れてるのも良いです。
触手と視線で悶えさせるエッチ
プレイは触手責め、バイブ責め、痴態を見られる、乳首責め、クリ責めです。
触手責め、バイブ責めの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありません。
「媚薬が含まれた粘液と 淫紋が反応しているかのよう まるで挿入されているかのように 膣が熱くて 圧迫感を感じる」
総時間の半分くらいを使って触手退治の準備を整えた2人は
引き続き触手に主人公を襲わせながらおまんこにバイブを挿入します。
エッチはパートごとに責め手を切り替えて行います。
最初の「05お気に入りのえっちなバイブ(約10分)」は感度を上げるパート。
触手は下腹部に浮かび上がってる淫紋を刺激し
彼女たちは電動式のバイブを使って気持ちよくします。
「異形の生き物が淫紋の膣をのたくって 亀頭のように太い頭が輝く恥丘を叩く ずん ずーんと本物の子宮に響く だけど それなのに不足してる 力が足りない」
そして聴き手がこのプレイをできるだけリアルに味わえるように
実況、気持ちよくなる暗示、効果音を組み合わせてゆっくりペースで進めます。
触手責めはハードになる傾向が強いプレイですけど
本作品では最初から最後まで責める速度が緩く、効果音の音量も控えめです。
技術で気持ちよくすることを強く意識した催眠音声らしいプレイになってます。
続く「06嘲笑と嫉妬と少しの羨望(約11分)」は心への責めに力を入れてるパート。
偶然通りがかった4人の女の子に、責められてる姿をじっくり観察されます。
「恥ずかしくて 体が燃えるかのように火照り 下品なクリトリスがシコって 膣口は震える」
途中で乳首をいじられるシーンもありますけど
それよりも見られる快感や見せつける快感といった露出を重視してます。
彼女たちには触手が見えませんから、たぶん主人公が1人でオナってるように見えるのでしょう。
だから露骨に見下したり冷ややかな態度を取って彼をさらにゾクゾクさせます。
最後の「07触手退治(約14分)」は絶頂シーン。
これまでのプレイで蓄えてきた快感を一気に放出して触手にぶつけます。
「股間から一気に 電気が流れるように 頭から痺れる クリの鋭い絶頂が走る」
内容は触手をおまんこに挿入されてから
長めのカウントを数えて暗示をガンガン入れるシンプルなものです。
股間を起点に絶頂を促すのでそのあたりに熱と快感が湧いてくるでしょう。
触手責めがどのパートもまろやかなので絶頂感はほどほどでした。
このように、パートごとにプレイや主役を変えて幅広く責めるアブノーマルなエッチが繰り広げられてます。
ソフト路線の触手作品
魔法少女たちは駅に出没する見えない触手を退治しようと
まずは囮役の主人公に催眠をかけて準備を整えます。
そしてエッチは触手責め+バイブ責め、視姦、触手SEXと内容を徐々に変え
触手を倒せる快感を十分に蓄積してから絶頂の許可を出します。
魔法を使えない魔法少女が主人公の助けを借りてエッチな触手を倒すシチュ
全編双子形式で進めて王道の技法を行使しながら暗示を厚めに入れる安定した催眠
触手責めや露出といったM向けのプレイを中心に据えてゆっくり責める風変わりなエッチ。
前作の特徴を受け継いだうえでエッチの内容を大幅に変えてます。
中でも催眠は催眠パートはもちろん、エッチでも存在感が大きいです。
触手責めは現実だと体験できないプレイですから
技術を駆使してイメージ力を膨らませながら気持ちよくするのが有効です。
露出もイメージ重視で相性が良いですし、大人しかった前作よりも私は気に入ってます。
絶頂シーンは1回。
淫語とくちゅ音それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
CV:乙倉ゅいさん、琴音有波さん
総時間 1:16:13
オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点
体験版はこちらにあります
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追記
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